『涼宮ハルヒの憂鬱』を先日読了したので、その流れで改めてアニメ版『
涼宮ハルヒの憂鬱』DVDのT,U,V(TV版6話分)を観ました。面白れー。ホントに今更なんですが、改めてハマりまスた。
『
ハルヒ』のアニメ版は原作の小説版を読んでから観ようと決めていたのですが、多分それはおいら的には正解だったと現時点では考えております。
DVDのT,U,Vは小説版『
涼宮ハルヒの憂鬱』をアニメ化した部分に該当します。
DVDのW,Xは小説『
涼宮ハルヒの退屈』に該当する部分のようです。Y以降はまだそれ以降の原作を読んでいないので小説のどの巻に該当する部分なのかおいら自身まだ解っていません。(^^ゞ
TV放映時も不完全ながらチェックしておりましたが、原作を読んだ後にDVDを観ると、放送当時は作品の面白さをおいら自身が充分に受け止められなかったんだと言うことに改めて気が付きます。
DVDの通し番号は時系列通り・順番通りになっているようですが、TV放映時ではこの時系列を敢えて無視した進行でした。
TV放映時には既に多くの読者が世の中にいたからそのような進行でも成立したんだと思います。…普通はあり得ないと思います。
作画も非常にいいと思います。TVアニメとしてはよく動いている上に動きそのものにも面白味があると思います。
地方局の深夜枠アニメとは思えない出来栄えです。
シーンによっては顔の表情の変化にも微妙な動きをつけてあり、絵を動かせるアニメならではの表情の豊かさになっていると思います。
小説ならではの動きのない長台詞の場面でも、アニメ作品として視覚的に飽きさせないカット割には面白味がありました。パースの限界に挑むようなアグレッシブな構図はいい効果を出していたと思います。
ほかにも段差のある小川や車線変更する大型トラックなどをセリフに合わせてカットインさせる手法も玄人好みの仕上がりだと思います。
止まった秒針の周りを文字盤が時を刻んで動く時計の動きなんか渋いっス。
枝葉の部分ですが、作中で背景の中に
VWニュービートルや
にゃも車や
クーパーミニのような車(多分合ってると思うけど)がさりげなく走っていたりするのも何かいい感じです。
車って背景物と言うよりもモブに近いんだなぁ、って(特にアニメでは車も動いているので)ちょっと認識を新たにしました。
『
ライブアライブ』や『
射手座の日』の回も凄いけど、このDVDT,U,Vは特に素晴らしい出来なのではないでしょうか。
原作の1巻目『涼宮ハルヒの憂鬱』を既に読んでいる人には、この3本だけでも“超お薦め”だと思います。
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071219 ハルヒ 憂鬱 読んだ

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