6/23(日)の都議選の投票率の低さ(43.50%)についての報道がありました。
そー言えば、うちの近所の投票所も閑散としていました(とゆーよりガラガラでした)。
そんなニュースをぼんやりと聞いていたら、投票率UPのための「アメ」的施策を何とな〜く思いついた。

「投票しない者には罰金を科せば投票率は上がる」と言う「ムチ」的な施策案も時々聞きますが、個人的には今の段階ではその案は過激に過ぎると感じます。
また、毎回投票に行く身としては、そのよーな「ムチ」的な施策よりも、むしろ何らかの「アメ」的な施策の方が嬉しいです。
そこで、
交通系ICカード(関東で言うと
Suicaとか
PASMO)に1ポイント単位でとか10ポイント単位でとかを投票所で加算する方法を思いついた。
(一個人としては別に500ポイントでも1000ポイントでも構わないのですが、それだと一国民としては国庫への負担が心配かも。)
何故ポイントかと言えば、さすがに現金だといくら何でも生々しすぎるし、投票所に大量の現金を用意しておくのは、襲撃の危険性も有り得るかと考えます。


交通系ICカードへのポイント加算だけなら、そのための機器を投票所に用意するだけで済むかと愚考いたします。
世の中には同じようなことを思いついている方々は既にたくさんいるかとは思いますが、思いついたこの機会に個人的にもUPして残しておこうと思います。
この方法だと例えば、投票する人一人に付き1ポイントずつを加算するとして、国勢選挙で投票率が100%だと仮定すると、付与分だけでザッと1億ポイント分・約1億円の予算が必要になります。
しかし国勢選挙の場合などは1度の選挙に数百億円の費用がかかるとも言われているようなので、その費用をいろいろと節減すれば、そこから何とか1億円分を捻出できるのではないか?と愚考いたします。
交通系ICカードなら地方選挙の場合でも地元の経済の振興にもつながるし、
鉄道やバスばかりでなく、一部のタクシーやコンビニ・スーパー等の店舗でも広範に使えるし、


1円単位での決済も可能な上に今の時代の交通系ICカードならほぼ全国で相互利用ができるので、

汎用性も高く他の電子マネーよりも問題点が少ないかと考えます。

うちは地下鉄というか私鉄の沿線なので『PASUMO』を主に利用しております。
ただ…、こんなコトしても、
政治不信や
政治家不信自体が払拭されない限りは「棄権票」が「白票」や「無効票」に変わるだけな気もしなくはないのですが…。
でも試してみれば、もしかしたらそーでもないのかも知れないし。
「アメ」が無ければ投票しない、とゆーのも民主主義国の国民としては情けないよーな気もしなくはないのですが、
もし世の中が投票率UPのための何らかの「アメ」的な施策案を検討するのであれば、
今の段階ではごく個人的には「そんな感じがいいのかナ〜」、って感じで考えている所であります。

追記 130719
…と思っていたら7/18(木)付けで、「JR東日本がSuicaの乗降履歴情報を(匿名化した情報とは言え)利用者への説明の無いままに市場調査用データとして民間企業に販売していた」とゆー主旨のニュースを聞きました。
この場合、どこの投票所で投票したのかが判ってしまうと、どこの誰であるのかがかなり絞り込まれてしまう恐れがあります。
それはかなり問題があるような気がします。
…こーゆーアイディアを持っていた身としては、このニュースはちょっとガッカリでした。
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