以下の内容は昨年の参院選後の頃に用意した駄文ですが、当時は「当ブログ的には合わない内容か?」とも感じてUPを保留しました。
しかしながら「今のまだ自由にモノが言える時代のうちに、UPしておこう」と近ごろ考え直した所なので、以下の内容を改めてUPして残しておきたいと思います。
福一の汚染水がかなりヤバい、という情報や報道が
参院選直後からいろいろと出ているようですね。

このような状況下で原発を輸出するなど、倫理上の問題を持ち出す以前に、全くの“論外”でしょう。
日本人の品性の問題だと思います。

今の福一汚染水の報道や情報に接すれば、先方の外国でもさすがにビビると思います。また、ビビれないような危機感の無い国には、原発のような危ないシロモノを決して売ってはならないと思います。
福一汚染水を未だに止められない今のレベルで日本製原子炉を外国に輸出してはならないと考えます。
日本製の原発による万一の事故で、「外国までをも汚染してはならない」と考えるからです。
個人的には
サウジアラビアへの原発輸出には特に反対します。
サウジアラビアには紅海側に
イスラム教の聖地でもあるメッカやメディナなどがあります。
「よりによってココでだけは絶対に事故ってはいけない,汚染させてはいけない」と言う場所(聖地の近く)で、よりによってそこを敢えてその近くで必ず事故るよーな予感が物凄くするからです。
もし聖地近くの紅海側で日本製の原子炉が福一並みの爆発・汚染事故を起こしたら…、と考えると寒気がします。
世界中のイスラム教徒からどれほどの怒りと憎しみと恨みと蔑みを買うことになるのか? 考えるだに恐ろしいです。

もしメッカ等の聖地を日本製の原子炉が放射能で汚染させてしまったら、日本国内に予測を超えるテロや報復を呼び込むであろう事態を大いに恐れます。


そしてそれは、今の
日本の原発利権の隠蔽体質から察するに、充分にあり得る事態ではないのか? と個人的には大いに危惧いたします。


外国には原発のような
昭和のロートル技術などではなく、主に
太陽光パネルやその技術を売り込んで外貨を稼ぎ、同時に
再エネ市場の世界シェアを伸ばして行くべきと考えます。
一般に国土に砂漠と海岸線の両方を有する国々には、原発よりもむしろ太陽光発電や海水を真水に変える技術をこそ売り込むべきかと考えます。

海水から電力で真水を作り、併せて製塩も行うべきか? とも考えます。
(原発による電力で海水を真水に変えるのでは、今一つトリチウムっぽくてイメージが悪いです。)
夜間電力については、産油国なら火力発電で充分に賄えるかと一般的には考えますが、その他にも、ダイオキシンを出さないタイプの
高温焼却炉による“
ゴミ火力発電”の技術をも併せて売り込みを図るべきか? とも考えます。

作った真水は生活用水や工業用水の他に農業用水としても利用して緑地を作り、その一部を畑や果樹園とし、ゆくゆくは砂漠の緑化をも視野に入れて行くべきかと考えます。
下水処理で雨水や“中水道”程度に浄化された水についても、そのまま海に排水するのではなく、その上澄み分を利用して砂漠に散水し、緑化の促進をも図るべきかと考えます。
サウジのように砂漠と海岸線の両方を有する国々には、原発などではなく、これらの技術をワンパッケージにして売り込みを図て外貨を稼ぐべきではないか? と個人的には考えます。
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