香港には個人的には縁もゆかりもありません。旅行にも行ったこともありません。土地勘も地元感覚も個人的には全くありません。
しかしながら今年のここ何ヶ月かのデモの報道に接して感じたことを備忘録的にUPして残しておきたいと思います。
個人的に特に思うことは以下の3点であります。

香港人は団結すべきである、ということ。

団結して民主化を何年でも要求し続けるべきである、ということ。

大事なのは香港人の総意を何年でも意思表示し続けること、だと思います。
香港学生と香港警察が衝突して「
漁夫の利」を得るのは、外部から香港を支配しようとする勢力だと思います。
香港がこの「漁夫の利」を取られてしまうことを“封印”するには、香港は学生も大人も警察もマフィアも行政府も皆、香港人として団結するべきかと考えます。
大事なことは香港の意思を香港の外に表示することなので、デモや占拠は何年でも続けるべきかと思います。
これを
全香港が団結して敢行すべきかと思います。
しかし方法論としては、今のやり方では市民生活や香港経済にマイナスの影響が出てしまうと思います。
そこで、平日は市民生活や香港経済に影響の無い場所(どこかの公園等)で占拠を続け、休日は毎週メイン通りで従来通りのデモを行う(或いは行わせる)べきかと考えます。その場所は香港の行政府や警察が用意すべきと考えます。
平日に占拠している場所は、新たな観光スポットとして外国にもアピールして外貨の獲得をも視野に入れるべきかと考えます。

毎週の休日のデモは家族連れや子供連れでも参加できるような平和的なデモにして、新たな観光イベントとしても活用して外貨を稼ぐべきかと考えます。(その意味では屋台や大道芸等も出すべきかと。)
デモというよりは歩行者天国やパレードのようになってしまうかも知れませんが、平和的なデモを息長く続けるべきかと思えます。
同時に香港警察や香港マフィアはこのデモを守るべきと考えます。香港の民主化は香港人全体の利益につながり、香港人自身の為にもなるからです。私服警官や非番の警官も家族連れでデモに参加すべきかと考えます。
平日の占拠地には浮浪者も混ざってしまうかも知れないし、また浮浪者に紛れて域外のスパイも潜り込んで来るかとは思います。
いろいろなコトが起るかとは思いますが、香港総体としての意思表示を続けていくことが大事だと思います。
デモを力で抑え込もうとしてもかえって無用の衝突を招くだけではないか?と心配になります。
市民生活に支障の無い範囲ならデモを続ける(或いは続けさせる)方がガス抜きにもなるので、寧ろその方が無用の衝突を避けられるのではないかと考えます。
いずれにしても、香港人同士で傷つけあって外の勢力に「漁夫の利」を取られてしまうのは愚かなことだと思います。
大事なのは香港の意思表示を何年でも続けて行くことではないか?と個人的には感じます。
北京政府にとっても大国に相応しい寛大な態度を内外に示せるチャンスでもあると思います。
一国二制度と言いながら、ここで香港に対して狭量な態度を執れば、それは
台湾に対しても決して良ろしくはないメッセージにも結果的にはなってしまうでしょう。
香港ばかりか台湾からも必要以上に警戒されることになるのではないでしょうか。
ここで大国に相応しい寛大な態度を示し、香港や台湾との間で無用な摩擦を起こさないことは、北京政府にとっても決して不利益なことではないのではないかと考えます。
一国二制度については、香港の場合は特に
英国もある程度の責任を持って関わって行くべきかと思います。「返還したから、もう知らん」では無責任かと思えるからです。

英国がもし香港を見捨てるような態度を取るなら、それは
英連邦の結束にも決して良い影響はないのではないでしょうか。
また、英国だけではなく他の国々も関心を持って取材や報道に入っていくべきかと思います。








…
一国二制度が上手く機能すれば、北京政府は台湾ばかりでなく、他の華僑の国々とのより緊密な国際的外交的連携も見えて来るのではないでしょうか。
・・・等々ということを、香港とは縁もゆかりも無い言語も違うヨソ者が個人的なブログに書いても栓無いことですが、今年のここ何ヶ月かの香港デモの報道を見る度にそんなことを思ってしまいました。
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