米国が日本に配備したり売り込んだりしている
新型輸送機オスプレイについては、いよいよ都民にとっても他人事ではなくなって来たようなので、この機会にごく個人的な意見をUPしておきたいと思います。
オスプレイの実用化は、そもそも「
時期尚早だったのではないか?」という印象を受けます。
実証実験をNASA辺りでもっともっと繰り返すべきだったのではないか?と思えてしまうからです。
報道等では、米国本土では基地の地元で配備反対運動があるから在日米軍に配備する、などという話も聞こえて来ます。
それは日本の国土をオスプレイの実験場とし、自衛隊員をもオスプレイの実験台にさせる、という意味でもあると思います。
米国は日本を“植民地”だと勘違いをしているのではないか?
自衛隊を米軍の“外人部隊”だとでも勘違いをしているのではないか?
・・・・・等々という疑問を抱かざるを得ません。大変に不愉快な話だと思います。


また報道などによると、自衛隊でもオスプレイを何機か購入する予定もあるそうですが、個人的にはその決定も時期尚早かと思えます。
自衛隊員をわざわざオスプレイの実験台に供する必要などありません。
オスプレイの飛行形態は新機軸であり、事故さえ頻発していなければ、将来的にも大変に有望な機種かとは思えます。

しかしその実証実験は、購入させられる国・日本ではなく、開発した国・アメリカこそが自国の領内で完遂させるべきと考えます。
オスプレイに関しては、米国・米軍の運用実績などを少なくともあと10年くらいは注視して、その運用実績が良好ならば、自衛隊でもボチボチ使い始めれば良いと思います。
そして、「自衛隊では今はまだオスプレイを使うべきではない」と個人的には考えます。
仮に欠陥品臭い怪しい機種を何十機も運用させられたとして、もしもそのうちの1機でも国内の住宅街に墜ちてしまったら、その方がよっぽど高く付いてしまうだろうからです。
島嶼部の防衛に関しても、人員の輸送を特定のある一機種の輸送機に拘り過ぎるのは危険かと考えます。
在日米軍のオスプレイに関しては、同機種の運用実績が良好になるまでは、外交を駆使して早急に追っ払うのが最上の良策かと考えます。
在日米軍のオスプレイが万が一にも都内の官庁街やビジネス街や住宅街に墜ちてしまったら、日米安保体制にもヒビが入ってしまいかねないからです。
その機に乗じて周辺某諸国などに日米間の離間策を図られるのは目に見えていると思います。
もし自衛隊でもオスプレイを本当に装備品として購入せざるを得ないのであれば、米国の運用実績を注視しながら、少数ずつを慎重に購入すべきかと考えます。
運用面でも、当面は海上を飛行させて陸上は極力飛行させないように運用するべきかと考えます。
もし日本国内でも事故が頻発するようなら、場合によっては、自衛隊で買わされたオスプレイを倉庫の奥でコンテナごと30年くらいは埃を被せて死蔵させて置いても良いかと考えます。

使って街に墜ちるくらいなら使わずに死蔵しておく方が、国防という意味では寧ろかえって安全なのではないか?とも思えるからです。
オスプレイの実用化と日本国内での運用は、個人的には「時期尚早ではないのか!?」と考えます。
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