ひゃっほーいっ! 最高だぜぇーーえぇっ !!
とゆー訳で『
ガールズ&パンツァー劇場版』を観て来た。
公開4週目の平日昼間に地元の劇場で観た。・・・のにもかかわらず、客席の7割くらいは埋まっていた。
この機会に『
ガールズ&パンツァー劇場版』についてのごく個人的な感想&5段階評価等を、なるべくネタバレしない範囲で備忘録的に少々。
面白さ 5.0 以上 (個人的には 6.0 以上)
“
萌えアニメ”とか“
戦車映画”とかを抜きにして、単純に“
アクション娯楽映画”として楽しめると思います。
お薦め度
アニヲタ且つ戦車スキーの人 6.0 以上
戦車スキーの人 5.0 以上
アニヲタの人 4.0 以上
大洗に縁のある人 4.5 前後かと、
多分。
上記以外の一見さんにも 3.5 以上
「
戦車でカーチェイス」とゆーか、「
戦車で空中戦」とゆーか、「
戦車で“板野サーカス”」とゆーか、そんな感じ?
アクションシーンでのカメラワークには物凄いものがあります。約2時間の長編映画なのに、アクションが最後まで物凄くて「もぉおなかいっぱい」であります。作り手側は“頑張り過ぎ”なくらいかと。

こーゆー実写での映像化が難しいフィルムこそが、アニメ作品にはふさわしい内容だと思います。
冒頭の数分で
TV版12話&
OVA版の手短な解説があるので、前作に当たるTV版やOVA版を知らない“
ガルパン初心者”の方々にも親切な作りになっております。


また、この劇場版はいわゆる“
続編もの”ではありますが、この劇場版自体にも物語としての独立性が充分に確保されているので、“ガルパン初心者”の一見さんにも解り易くて入りやすい作品ではないかと思います。


でも、なるべくならTV版12話分&OVA版を事前にチェックしてから観る方がより楽しめるのかと。所々で過去のエピソードにリンクしたシーンも多々あるので、過去分の事前チェックは
推奨であります。

・・・かく言うおいらも、OVA版を観る前に今回の劇場版の方を先に観てしまいました。もったいないことをしてしまったのかも。orz
ちなみにOVA版の『
これが本当のアンツィオ戦です!』は、来年(2016年)1/3(日)23:30〜24:30にTOKYO MXでオンエアされる予定だそうです。


要チェックであります。

BS11でも年内の12/30(水)26:30からオンエアされる予定なのだそうですが、うちでは観れないっス。 (ToT)

パンフレットが平綴じで、映画のパンフにしては分厚かった。
A4版,フルカラー50頁(表紙等込みなら54頁)でした。
今回の劇場版では登場する戦車の種類や登場キャラクターが大変に多いのですが、このパンフはその辺りの所を解り易くまとめてあると思います。
序盤の
第2次大洗市街戦では大洗の街が大変なコトになっております。

これって
ゴジラ映画とかをゆーちしたい地元とかと同じよーな感覚なのでしょうか?
KV-2重戦車「街道上の怪物」が大洗の街を壊し過ぎ。


^^;
自暴自棄に陥り泣きながらグレる風紀委員会sには笑えたっス。キュウリの生かじり…、河童か? 他校の生徒とケンカって ^_^;
対してあの生徒会長は頼りになる兄貴なキャラっス。桃ちゃんが泣いてすがるのも解るっス。
新登場の
知波単学園は、旧日帝陸軍の悪弊をよく風刺できていて素晴らしいです。

今日の陸自には旧日帝陸軍の悪弊を何処までも何処までも徹して否定し抜いて欲しいと希望します。
スナフキンみたいな新キャラもいたよ。ハーモニカの替わりに
カンテレとゆー楽器を弾いていたよ。ムーミンみたいな話し相手もいたよ。残りのもう一人はきっとミイみたいな性格なのかも。
後日、カンテレ奏者の方のブログを見つけたので、リンクを貼って見た。
フィンランドの
BT-42とゆー戦車は、かなりどマイナーな戦車なのではないかと。痒い所に手が届く感じ?
西住姉妹の描写では『
マリア様がみてる』の
祐巳さんと
瞳子さんや『
けいおん!』の
唯と憂,唯と梓を個人的には思い出してしまいました。
アニメ版の脚本は同じ人(
吉田玲子さん)。観ていて展開に安心感が個人的にはありました。
後半に登場する新キャラや戦車や試合会場については、予告編動画等にはあまり映っておりませんでした。
そんな訳で、当ブログ的には今の時点ではネタバレを避けるべく、ここではもう触れないことにいたします。
あしからず、であります。
・・・M26パーシングやM24チャーフィーが大量に登場するってコトは、それほどネタバレにはならないかな〜?
一応、公式系の予告編動画を貼って見た。
公式系の予告編動画をもう1本貼って見た。
この作品は「ファンタジーな設定,ゆる目な展開,萌え絵なキャラデザ」なので、どんな無茶なアクションシーンがあっても、社会的には「まぁアニメだから」「マンガだから」で済ませられるし許されると思います。
あの激しい戦車バトルで死者や怪我人の描写が全く無いなんて「そんなバカな?」とは思いますが、まぁそこは「マンガだから」「アニメだから」で何ら問題なく済ませられる範囲かと思います。^^;
実際の現実では決して有り得ないようなフィクションな設定やファンタジーなアクションも作中では多々描かれておりますが、この物語世界はあくまでも何処までも「フィクション」であり「ファンタジー」であると割り切れるだけの“
大人のリテラシー力”が、観る側にも求められる作品なのだと思います。
それらの点を“大人のリテラシー力”でわきまえれば、何らの問題もなく気軽に楽しめる作品だと思います。
もしも「リアルな設定,シリアスな展開,劇画調なキャラデザ」等々の要素を含んでいたら、この作品には社会的にもそれなりの拒絶反応が現れていたのではないか?とも思えます。
その意味でも、この作品は決して『
ウヨキショ』なアニメなどではありません。その点の心配は全くいらないと思います。
左右で言うのなら「
中道と言うよりもノンポリ」かと。ノンポリ過ぎるくらいにノンポリかと。毒にも薬にもならない感じ?
むしろ旧日帝陸軍の悪弊を茶化したり笑いのネタにしたりしている分だけ、『
左』なくらいかも?
個々人のそれぞれの政治信条等にはさほど抵触することも無く、純粋に娯楽作品として楽しめるのではないかと思います。個人的には“萌え燃え”で大いに満足でありました。
堅苦しいコトは抜きにして、アニヲタや戦車スキー以外の方々にも
アクション娯楽映画として、割りと何気に普く広くお薦めできる作品かと思います。



そんな訳で個人的には
超お薦め。ぶんだばあっ!
公式系の動画で序盤の一部公開版もあったので貼って見た。 
『ガールズ&パンツァー』公式サイト
当ブログ内の関連記事
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120205 映画 けいおん! 観て来た
110518 GyaO!でマリみて1期が

後日、公開前に配布されていたチラシが出て来たので貼って見た。

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