嘘か本当か知らないですが、「海外では“
日本会議”の存在は割と大きく報道されて問題視されているにも拘わらず、日本国内では殆んど報道されていない」とゆー話を時々聞きます。
でも英字新聞や英語放送の報道は個人的には読んでも聞いても正確にはよく理解できないので、実際の所はよくは知らないです。
だからこそ“日本会議”についての日本語で書かれた取材記事は貴重だと思います。
世の中にはいろいろな考え方の人がいても良いとは思います。
しかし自らは表に姿を現さずに隠れるようにして政権与党や野党や“ゆ党”に巨大な影響力を及ぼしている所に、何か薄気味悪さを感じます。
何か後ろめたいことをしていると言う自覚が無いのであれば、もっと表に出て堂々と自らの主張を世論に訴えるべきではないか?とも個人的には感じざるを得ません。
日本会議は今や日本の政治に巨大な影響力を及ぼす圧力団体です。
いー年こいた大人なら、
今時の時事問題の一般常識として、何となくでもその全貌を知っておくべきか?とは感じます。
しかし伝え聞く範囲では、カタギのシロートが興味本位で深入りするには、今一つアブなそーな世界にも思えます。
だからこそ、プロのジャーナリストらによる外部からの取材やTV,新聞等での報道が、余計に必要かと思います。

国内での彼らへの取材報道はまだまだ少ないのにも拘わらず、既に世にある出版物に対しては圧力まで掛けて来るかの如き行為に及ぶのなら、いくら海外で大きく報道されていても、国内の日本人には彼らの実態を知る機会が大きく損なわれてしまいます。
それは大変にゆゆしき事態だと言わざるを得ないでしょう。
個人的にも恥ずかしながら『日本会議』なるものの存在を、近年まで全く信じておりませんでした。
ネット上の噂ではチラホラと聞いたことはありましたが、その頃はさすがに“
都市伝説の類か何か”だと思って気にも止めませんでした。
「『日本会議』は実在します」などと言われても「スタップ細胞カヨ!?」としか思えませんでした。
そんなイカガワシイ言説は、
安っぽいインボー論にしか聞こえなかったからです。“
左派勢力の妄想上の産物”に過ぎない、としか思えなかったからです。
・・・・・、「
まさか、ホントーに実在していたとは?」というのが率直な印象でした。
大変に呆れ…いえ、驚きました。(゜o゜)
新書『
日本会議の研究』は“日本会議”の取材記事の書籍としては、今のところ最もメジャーな本かと思います。
しかし、だからこそ目を付けられた(或いは、目障りだった)のではないでしょうか?
報道等を聞く限りでは、何某誰か氏の訴えによって訴えの中の数箇所の記述のうち1箇所が裁判所に事実誤認とされたようです。
それによって『日本会議の研究』は今や
差し止め(てゆーか
発禁?)にもなりかねない状況にも陥っているようです。
しかし、こんなコトで出版物がイチイチ発禁や差し止めになっていたら、日本はまるで何処かのダメダメな三等後進国な近隣某諸国と同等の底辺国レベルに落ちぶれてしまいます。
それはまた日本国の品位を自ら貶める
反日行為であるとも言えるでしょう。
彼らが今回の経緯で一たび差し止めや発禁をさせることに味をしめてしまったら、日本会議を外部から取材したその他の書籍も、今後は同じ手口で皆全て悉く同じ目にも遭わされかねません。
そうなってしまう前に、一人でも多くの日本人がこれらの本に予め目を通しておくのが望ましいと考えます。
日本会議を取材した書籍については、この著者以外の本や記事も併せて読むのが望ましいかと感じます。
この場合に限らず、世の中の他の様々な分野と同様に、特定一人の著者の意見にのみ偏るのは往々にして少々危ういからです。
その意味ではより多くの多様な著者や記者による日本会議関連の記事や書籍が今後とも大いに発表されるべきだと考えます。
どんな分野の団体についても、外部からの様々な立場の記者や学者や著者による様々な角度からの批評や分析が、健全な近代社会なら有って然るべきだと思います。
この手の本には『
日本会議の研究』の他に、同じく新書サイズで出版されている『
日本会議の正体』と『
日本会議 戦前回帰への情念』の辺りが入手しやすくて手頃かと思います。併せてお薦めかと。




おいらが個人的に目を通した範囲では、他に『日本会議とは何か』や『日本会議の全貌』等があります。特に強くはお薦めしませんが、決してハズレではなかったです。
ただ、実際にはこのような判決を国内では司法が出してしまった以上は、今後は日本会議を取材した新刊は出版社的には発行しにくくなるのだろうと予想します。(特に新書等では)
この事実自体が出版に対する隠然とした圧力として、今後も出版業界側に作用し続けて行くと言えるでしょう。
これらの情報を得たいのなら、いま以上に他の本までをも発禁になってしまう前に、今のうちにこれらの本を一人でも多くのカタギの大人たちが予め読んでおくべきかと思います。
でも「大人だけどそんなカタイ本は別に読みたくな〜い」とゆーヲタの人には、こーゆー場合は『図書館戦争』とかがお薦めかと。(^^)
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