先日6月23日は沖縄慰霊の日だったので、今年も当ブログ的にも触れたいと思っておりました。
辺野古への米軍基地移設を押し付けられている沖縄の状況は、他の46都道府県にとっても決して他人事ではない筈だからです。
そして都民的には沖縄の状況はいよいよ他人事ではなくなって来たようでもあります。
いま東京は五輪にカコつけて、田舎代議士だか田舎元代議士だかに都内の景観をガチャガチャに壊されてしまいかねない状況にあります。
近頃の報道などによると、その費用が足りないから「都税からも負担せよ」という話すらも出ているようであります。
これまでの
国立競技場は
東京五輪を理由に取り壊されてしまいましたが、
コンパクト五輪を訴えていたのであれば、国立競技場は建て替えではなく改修で対応すべきだったのではないでしょうか?
壊すだけさっさと壊して『改修』の目を潰しておいてから「建て替え費用が膨らんだから都税でも負担しろ」とゆー半ば
詐欺のよーな話が出ております。
誰が都知事であれ、こんな話は突っぱねて欲しいと一都民的には思います。
オスプレイについてもまた、都民にとっては他人事ではなくなって来てしまいました。
在日米軍は
横田基地へのオスプレイの配備を決めたようであります。
もし米軍のオスプレイが都心に墜ちるコトがあるのなら、せめて米国大使館に墜落して欲しいものだと思います。
もしも中国大使館にでも墜落して爆発・炎上し、その現場を米軍が日本の警官や中国の大使館員を武力で排除するような事態が発生したら、それこそ都心で戦争にもなりかねません。
過去にユーゴ空爆の際に中国大使館にミサイルを打ち込んだり、沖縄国際大学の米軍ヘリ墜落現場を封鎖して日本の警察を武力で排除した実績のある米軍なら、絶対に無いとは誰も言い切れないでしょう。
「集団的自衛権の発動は、まず都心から」なんて事態は、本当にマジでまっぴらお断りであります。
在日米軍へのオスプレイの配備は、特に首都圏への配備は、政府が外交を駆使して断じて阻止すべきだと考えます。
東京都は首都だから原発も米軍基地も押し付けられることは無い、などと油断するのは大きな間違いだと一都民的には考えます。
東京は今は主にオスプレイと新国立競技場の問題が押し付けられておりますが、これは他所の地域にとっても決して他人事ではない筈です。
国が地方に押し付ける迷惑施設のコンテンツは、米軍、オスプレイ、原発、中間貯蔵施設、最終処分場、等々、いくらでもあると思います。
辺野古に米軍基地の移設を国から押し付けられている沖縄の状況は、他の46都道府県にとっても決して他人事ではない筈です。
寧ろ「全く同じ状況にさえある」とも言えるのではないでしょうか。
沖縄に冷淡でいると、本土の他の46都道府県の人間にも、その報いは必ず巡って来るのではないでしょうか? “明日は我が身“だと思います。
いま本土の人間が沖縄を見捨てれば、他所の地域も明日には今の政権から同じ目に遭わされることにもなるのではないでしょうか。
ぬるいヲタクのブログではありますが、本日は固い内容になってしまいました。
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