25日に開業した明知鉄道「極楽駅」に行ってきました。
アケチ10型11号車。
極楽駅ホームの岩村藩出身の儒学者・佐藤一斎の言葉。
「人は須(すべから)く忙裏に間を占め 苦中に楽を存ずる工夫を著くべし」
耳が痛いと言う方は果たして何人いることやら。
「バリアフリー」の駅らしく入り口からはスロープでホームに上がる。

そのスロープ。
すぐに(岩村で行き違いを行って)来る列車を待たない限り1時間待つことになるので岩村駅まで移動することに。
「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。」
方丈記でも有名な鴨長明の碑。
「カステラ」で有名な松浦軒。
「中部の駅百選」の一つに選ばれた岩村駅駅舎
駅構内にある腕木式信号機。
「産業遺産」としてモニュメント化された。
ちなみに腕木式信号機は夜は流石に電灯を使用するが昼間は腕木につけられた羽根の傾斜で「停止」「進行」を表示する。
この信号機が表示しているのは「水平」だから「停止」
「進行」は「下四十五度」だ。

ちなみによく誤解されるのだが…列車の運転士さんの歓呼する「出発進行」は「出発します」という意味ではなくて「出発信号が進行を表示している」というのを読み上げているのを省略した言葉。
だから出発信号側だけでも「出発進行」のほか「出発注意」「出発徐行」「出発停止」「出発高速(=北越急行のみ)」と歓呼することも。
「閉塞進行」「閉塞注意」「閉塞停止」「場内進行」「場内注意」「場内停止」などと歓呼することもある。
※最も確認だけで声に出して歓呼しない人のほうが多いようだが…

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