石清水八幡宮へ行ってきました。
仁和寺のお坊さんが石清水八幡宮に参詣したことがない(「徒然草」が書かれた時代は鎌倉時代。神仏習合崇拝が普通に行われていた時代なのでお坊さんが神社に参詣したとしても別におかしくはない)のを苦痛に思って、ある日思い立って行ったまでは良かったが「男山の山麓にある神社」があまりにも立派だったので、ここを石清水八幡宮だと勘違いして帰ってきて「お参りの人々は何で山に登ってはったんやろか?自分も行ってみたくはあったけどお参りが目的やったさかい山までは見ぃへんかった」と周りにしきりに言いふらしていた…
「(実は石清水八幡宮はその男山の山頂やいうのに…)せやから少しのことやいうたかて案内人はいて欲しいもんやな」(吉田兼好談)…という話が「徒然草」にあります。高校の古典の教科書には必ず出てくると思います。
京都駅から奈良線ですぐ次の「東福寺」が京阪とJRの乗り換え駅。
因みに写真の103系は東海では全滅して久しい。
東福寺から八幡市までは京阪に乗車。
八幡市から京阪のケーブルカーに乗り継ぐ。
行き違い場所にて車両前方から。
因みに私が乗った車両は「常にふもとから見て左側の線路へ行く」車両。
「戸車のような両側にフランジがある車輪」と「フランジがなくて太い車輪」があり、行き違いの場所では「フランジのある車輪」がある側へ行くようになっているのだ。
何故こうしたかというとケーブルカーはロープで引かれて運転するという性質上、普通の形のポイントだとロープが引っかかってしまうからというのがある。
ところで「このケーブルカー、何処かで見たような色だが…」と思ったあんたは偉い!
「鳩のマーク」がないだけで京阪の特急の色なのだ。(写真は丹波橋駅にて撮影)
おまけ 京都で捕らえた681系「サンダーバード」

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