名鉄瀬戸線の電車の写真を撮るためだけに瀬戸市および名古屋市へ行ってきました。
愛知環状鉄道の瀬戸市駅からの乗換駅である新瀬戸駅で尾張瀬戸行きを待つ。
やってきたのは6000系、本線系統からの転入車。
尾張瀬戸駅の留置線に止まっていた6600系。
本線系統の6000系の瀬戸線バージョンとして登場した。

窓が「上下式(開閉可能)」になっていることでも判るとおり当初は冷房がなく、あとから7000系の廃車発生品を使用して冷房化。
本日の目当てである名鉄6750系が運良く準急栄町行きとして来たので栄町駅まで乗車。
最初はT車(JRで言うところのクハ)だったが釣り掛け車両独自の「車内に響き渡る重低音」を楽しむために瀬戸市役所前までの間に中間M車(JRで言うところのクモハ)に移動。
※旧喜多山検車区の工場には2両までしか入ることが出来なかった(現在の尾張旭検車区に移転してからは4両まで入れるようになったが)ため6750系中間M車には簡易運転台が付いている。このため6750系にはJRで言う「クハ」と「サハ」(中間車掌室付き)は存在するが「モハ」は存在しない。
その後栄町駅で撮影。

大手私鉄の電車でなおかつ
1067ミリゲージとしては最後の釣り掛け電車である。
※わざわざ「1067ミリゲージとして」とつけたのにはわけが…762ミリゲージまで含めると近鉄の内部・八王子線の電車(260系など)があるために単に「大手の電車で最後の釣り掛け電車」と書くと嘘になってしまうためです。
下回りは3900系AL(間接自動制御)車の台車をそのまま使っているとのことだ。
実は6800系並みのカルダン台車に改造しようと思えばできるようだし、実際に登場した時は改造も視野に入れていたとは言うがどうやら改造されないまま終焉を迎えるとのこと。

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