滋賀県米原市の米原駅をスタート地点及びゴール地点とする「JR東海・さわやかウォーキング」が開催されたので参加してきました。
※駅としては
JR西日本に帰属するわけですが(一応JR東海の東海道線の「西側の終点の駅」でもある関係からか)イベント開催は
JR東海とゆー(・∀・;)
真広寺
善光堂
善光寺の開祖である本多善光が難波に(物部守屋の手によって)捨てられていた阿弥陀如来を拾い上げた後、信濃の麻績(現在の長野県飯田市座光寺)の元善光寺(=善光の実家)への帰りに暫く立ち寄ったとされる場所。
そのために本尊は「善光寺型阿弥陀如来」である。
善光堂の裏山の山頂からの眺め。
奥の方の湖らしきものは言うまでもなく琵琶湖。
第二次世界大戦のさなかに蒸気機関車用に作った防空壕。
蒸気機関車が入るにしては狭すぎるが…はて…と思ったら案内人のおじさん曰く「作っている途中で昭和20年8月15日=終戦を迎えたので結果使わずに済んだ」とのことだった。
沿道の八重桜
浄土宗本山・八葉山蓮華寺
創建したのは聖徳太子らしい。
法然上人の法曽孫・一向聖人が入って浄土宗に宗旨替えした。
番場・北陸道と中山道の追分の道標。
現在においても北陸線と東海道線の分岐点でありなおかつ名神高速道路と北陸自動車道の分岐点でもある。
青岸寺
こちらは曹洞宗の寺であるとのことだった。
本日のゴール地点は「鉄道総合研究所」だった。
300x(名古屋・「リニア・鉄道館」に同型がある)
これで行われた研究の成果を基にしてなおかつJR西日本との共同制作で作ったのが700系である。
Star21。
これの研究成果を基にしてJR東日本が作ったのがE2系。
Win350。
これの研究成果を基にしてJR西日本が作ったのが500系。
Win350の運転台。
300xの運転台。
ところで新幹線用車両の運転台は在来線用車両の運転台とは反対で右手側にマスコンハンドルがあり、左手側にブレーキハンドル(在来線用車両はワンハンドル車を除いて左手側にマスコンハンドル、右手側にブレーキハンドル)がある。
これは何故かというと「右利きの人(が多いわけだが)だと操作しにくい左手側にブレーキがあってもどうせATCにより自動でブレーキがかかるから」という理由ともう一つ「黎明期の新幹線の運転士はその前に電気機関車を運転していた人が多かったから」という理由もある。
実は電気機関車も左手側がブレーキハンドル・右手側がマスコンハンドルなわけだが、電気機関車の運転台を見たことがある人なら解ると思うが電気機関車のマスコンハンドルは電車のモノと比べると右手側に配置せざるを得ないくらい大きいのである。
電気機関車の運転士はこの運転室レイアウトに慣れていた人が多かった(往時の電気機関車の運転士は今のように電車を運転することはなかったらしい)ため、電車と同じ運転室レイアウトにしてしまうと運転しにくいだろうという配慮も働いていたのである。

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