長野県木曽郡上松町の上松駅をスタート地点及びゴール地点とする「JR東海・さわやかウォーキング」が開催されたので参加してきました。
「臨時快速・中津川発上松行き」
この列車、中津川駅を出ると大桑駅に運転停車(「単線線区での行き違い」などのために停車する、要は「客扱いを伴わない」停車。十二兼駅と蔵本駅の間が何故か単線のため。時刻表上は大桑駅も「通過」することになっている)しただけであとは上松駅までノンストップだった。
「半自動扱いのボタン」があるのでひょっとしたらと思ったら…道理で(・∀・;)
※似たような「種別表示と行先表示がLED」の313系3両ユニットだけど普段中央線で使用されている1600番台には「半自動扱いのボタン」がない。この1700番台が普段使われている線区は飯田線(=主に「みすず」の東海受け持ち便を担当する)なのである。(所属は大垣ではなくて神領なのでいつ神領に帰っているんだろうと思ってしまうときがある)
木曽八景の一、小野の滝。
歌川広重・渓斎英泉合作の「木曽海道六十九次」の「上松」ではこの滝の絵が描かれている。
なお滝の上にかかっている鉄橋みたいなものはまさに鉄橋(中央西線)である。
小野の滝から寝覚ノ床へ行く歩行者専用道の途中にある木曽森林鉄道のディーゼル機関車。
木曽八景の一、寝覚ノ床。
何故「寝覚ノ床」というかというと何故かこんな木曽の山の中なのに「浦島太郎が此処で玉手箱を開けて爺さんになった」という伝説があるから。(臨川寺に伝わる話によると帰りの上陸先は確かに丹後・伊根なのだが「帰ってみればこは如何に 元いた家も村もなく 道に行き交う人々は顔も知らない者ばかり」の状況に途方に暮れてこんなところまで来てしまったとのこと。そして「心細さに蓋取れば開けて悔しき玉手箱」。昔話の本だと「落胆してすぐに玉手箱を開けた」ような話の展開になっているが丹後から木曽までだと道中がいくら急いでも一か月くらいはかかるはず…)
ついでに言うと上松町のゆるキャラのうちの「美林ちゃん」と「太郎ちゃん」がそれぞれ乙姫様と浦島太郎がモデルなのである。
臨川寺・弁天堂
「朴葉祭り」が開催されていた。
このキャラクターは「朴葉巻き」をモチーフにした「ほおちゃん」。
「朴葉巻き」というのは要は「朴の木の葉で餡入りの餅を包んだもの」で、この時期にしか作られない餅である。

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