今年の6月を以て高山線で運行される車両が全てJR化後の車両になった。
猪谷以北のJR西日本の部分は割と早くキハ120系になっていたため「アンバランスな状態」が長く続いていたわけだが。
それを記念してと言うわけではないが「青春18きっぷ2015年夏の陣『第一弾』」は高山線を選択した。
中津川から多治見までは中央線。
313系と211系の併結列車。勿論乗車したのが313系の部分であることは言うまでもない。(筆者は313系と211系の併結列車だと313系の部分に乗ることにしている)
多治見から美濃太田までは太多線。
太多線は今年の3月の改正で全てキハ75系及びキハ25系(と言っても武豊線で使用されていた0・100番台車が来ることはめったになく、ほとんどが新車の1000番台車だと言っても支障がないほど)に置き換えられている。
0・100番台との差異点は (下の写真を見てもわかる通り)「行先表示と種別表示が一体化している」こと/側面に「しわ」がないこと/シートがロングシートであること が挙げられる。
美濃太田から北は高山線。
飛騨古川行きで高山まで行くことに。
この飛騨古川行きは「行先表示と種別表示が貫通扉を挟んでそれぞれ独立した状態になっている」のを見れば解るかと思うのだが今年の3月まで武豊線で使用されていたキハ25系の0・100番台である。
中身も313系1300番台に準じた転換クロスシートである。
武豊線で使用されていた時と違う点と言えばドアの所にステップが取り付けられていること。武豊線で使用されていた時に既に武豊線の電化とともに高山線へ移籍することが前提になっており、「ステップ取り付け改造」がすぐに出来るようになっていた。
※因みにキハ75はステップ取り付け改造を視野に入れていなかったためにホームとの段差がかなり(客車で運行されていた時の名残か)できてしまう下呂以北には未だに入ることが出来ないでいる。
高山駅。
所謂橋上駅舎に建て替えられるとかで、あの特徴のあったモルタル造りの駅舎はすでになく、仮駅舎になっていた。
飛騨国分寺
高山から富山へと向かう。
猪谷まで乗ったのはキハ25系1000番台。
猪谷から先はJR西日本。
乗車したのはキハ120系。
富山駅の高架の下にできた富山地方鉄道市内線の富山駅。
これとは別に電鉄富山駅(宇奈月温泉駅の方へ行く路線)というのがやはり富山駅の近所にある。
富山駅での駅弁購入後、猪谷まで戻って乗り継いだ美濃太田行(途中高山まではワンマン運転)はキハ25系0・100番台。
この後太多線でキハ75系の3両編成に乗ったのだが写真がないのは容赦のほどを。
※余談だがキハ75系は編成番号が定められていない(基本は「プラス100の番号の車両と組ませている」のだが)その上運転台がない側の面の連結器もいわゆる密着連結器であるために1編成を中間で切り離しての3両編成を組むことが可能(その代わり車両基地を出てから車両基地に戻るまでずっと3両編成でいなければいけないのだが)なので、太多線及び高山線下呂以南で両数を見て「3両」とあれば間違いなくキハ75系である。

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