三重県伊勢市の二見浦駅をスタート地点及びゴール地点とする「JR東海・さわやかウォーキング」が開催されたので参加してきました。
二見浦駅。
単に地名から「二見」とせずに最寄り名所から「二見浦」としたあたりがいい。
ちなみに駅舎が左右非対称なのは二見浦の「夫婦岩」をモチーフにしたから。
音無山
上から二番目の写真の「名状しがたい廃墟のようなもの」は昔あった「二見浦ロープウェイ」の音無山山頂駅の基礎部分である。
伊勢夫婦岩ふれあい水族館・シーパラダイス。
現行の呼び名で呼ぶより旧名称で「二見シーパラダイス」といった方がピンと来る人が多いだろうか。
太江寺
ちなみに「夫婦岩の神社」こと二見興玉神社はもともとこのお寺の境内にあったもの(今でも「元興玉社」として祀られている)を夫婦岩近くに移したもの。
民話の駅蘇民
蘇民の森松下社
蘇民祠
「蘇民」というのは蘇民将来という名前の人のこと。
昔、牛頭天王(=素戔嗚尊)がこの地で一夜の宿を乞うた時に兄の巨丹将来は金持ちではあったが冷たくあしらい、弟の蘇民将来は貧乏ではあったが貧乏なりにもてなしをした。そこで牛頭天王は…近くこの近くに災厄が起こるがその時に茅の輪を掲げれば災厄に遭うことはない、と教えた。そして災厄が起こったときには巨丹の一家は災厄でことごとく滅ぼされたが茅の輪が掲げてあった蘇民の一家は無事だったという。
また、汝の子孫だけは今後例えどのような災厄があっても守る故に「蘇民将来子孫之門」というお札を掲げておけ…と約束したという。
二見興玉神社及び夫婦岩。
すでに何回も行っている場所なのに何か違和感があるなぁと思ったらそれもそのはずでいつも私がこの神社を訪れるときには西側の鳥居から入るから・つまり東側の鳥居から入ったことが一回もないからなのであった。
賓日館
御福餅本家

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