中山道の木曽路で有数の難所として知られる「鳥居峠」。
前後に奈良井と藪原という二つの宿場町を挟むのですが、奈良井から峠までのルートより藪原から峠までのルートが急峻になっています。
中央線および国道19号線はこの峠を鳥居トンネルで通っています。

因みに「鳥居峠」の地名の由来ですが……「信仰の山」木曽御嶽山の遥拝所をあの木曽義仲の子孫である木曽義元が、御嶽山に戦勝を祈って峠に鳥居を建てて以来、鳥居峠と呼ばれるようになった、といわれている。
閑話休題……つまり「鳥居」は御嶽山に対する鳥居なんですね。
のみならず「御岳神社(=写真)」および修験者の霊を祭る「○○霊神」(御嶽信仰における修験者の戒名)と書かれた石碑もこの遥拝所のすぐ近くにあるんですよ。

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