あらハれてをハしますなりこのをやハ このよふにいるにんげんのをや
またかめハにんげんのかハつなぎにも つこふたどうぐこれにかみなを
くにさつちこのかみさまハ親さまの たいないこもりだきしめござる
ことしから三十年たちたなら なあハたまひめもとのやしきへ
つれかいりそのうゑなるハいつまでも よろづたすけのしゆごくたさる
つきよみハしやちほこなりこれなるハ にんげんほねのしゆごふのかみ
このかみハとふねん巳の六十と いゝ才にてぞあらハれござる
くもよみハうなぎなるなりこのかみハ にんげんのくいのみのしゆごかみ
このかみハとふねん巳の五才にて ぞんめいにてぞをハしますなり
かしこねハかれいなるなりこのかみハ にんげんいきのしゆこふのかみ
このかみハとふねん巳の八才で ぞんめいにてぞをハしますなり
たいしよくてんのみことハふぐなるぞ このものこゝろあじハいをみて
にんげんのしにいきのときゑんをきる これハこのよのはさみなるかみ
このかみハとふねん巳の三十と 二才にてこそをハしますなり
をふとのべしきもつのかみこれかみハ くろぐつなとてひきたしのかみ
このかみハとふねん巳の十六 ぞんめいにてぞをハしますなり
にんげんのたまひなるのハとろうみに いたるどふじよこのこゝろみて
みなのものしよちをさしてもらいうけ くてそのこゝろあしハいをみて
このやあつにんげんたまひどふぐなり これにみな/\かみなをつけて
にんげんのこかずハ九をく九まんにん 九千九百九十九人や
このねんをたちたるならバいんねんの もとのやしきにつれかゑりてぞ
よふきなるゆさんあすびをさしますと 月日さまよりやくそくをなし
今こゝでもとのかみ/\にんげんで みなぞんめいであらハれている
つづく

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