第三号つづき
03.140
いまゝでハ高い山やとゆうたとて よふほくみへた事ハなけれど
03.141
このさきハ高山にてもたん/\と よふぼくみだすもよふするぞや
03.142
いちれつにはやくたすけるこのもよふ 上下ともに心いさめで
03.143
にち/\にせかいの心いさむなら ものゝりうけハみないさみでる
03.144
なにゝてもたすけ一ちよであるからに むほんねへをはやくきりたい
訳)「今までは高い山といっても、“よふぼく”が見えてないが、この先は高山にもだんだんと“よふぼく”を見出す段取りをする。一れつに〈世界中を〉早くたすける〈ためにだんだんと話して聞かしている〉このもよう(よふぼくによる布教伝道)〈によって〉、上下共に心をいさまして行く。〈この“たすけ”一条の道によって〉日々に〈少しずつでも〉世界の〈人々の〉心がいさんで来るなら、作物の成育も盛んになる。なんでも“たすけ”一条で〈世界中をたすけて〉行って、〈世界の人々の心の中にある〉謀叛の根を早く切りたい。」(〔おふでさき通訳〕芹澤茂著 天理教道友社刊参照)

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