すべての悪因縁の元は、‘我が身かわい’より生じる‘執着心’即ち‘恨み’である。それ故に神様は「難儀するのも心から我が身恨みであるほどに」とお教え下さっているのだと思います。
自分に対して難儀苦労をかけてくる人たちは、悪因縁を消して下さる“恩人”であると悟り、「何を言われても何をされても腹を立てず、イライラせず、怒らない、そしてくよくよ悩まない」という“ハ・イ・オ・ク”の心を持ち相手を許す。
そしてその上に、難儀苦労をかけ自分を苦しめている人を『拝む』、そして神様に深くお詫び(さんげ)をして凭れきり、すべての成ってくる理を受け入れ、一切不足を言わずに任せ切ることによって悪因縁は納消していただくことができる。
この‘恨み’をどこかで止めないと、代々延々と苦しめ傷つけ合うことになり、最終的には殺し合いになり、やがて戦争へと発展してゆくことになるのだと思います。
これは、実際に現在僕自身が体験させていただいて悟らせていただいたことであります。
僕自身は、小さい頃から足が不自由で、大きな借金ごと商売を受け継ぎ、しまいには借金地獄に陥り、詐欺にもあって、自己破産に追い込まれ、持ち家まで失いました。
現在は、元の自分の家に、大家さんになんとか無理をお願いして賃貸で住まわせていただいています。
これは、僕自身の前生前々生において積み重ねてきた‘大ぼこり’が現れて来た姿なのだということを、やっと今、深く深く悟らせていただくことができました!!
ほんとうに有り難く思います。誠に誠に、有難うございました!!m(_ _)m
ひろ

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