虫の知らせってあるんだよねぇ。
今回、つくづく思い知らされました。^^;
金曜日の夕方、県外に住んでる姉から電話。
「父さんが電話に出ない」(父は独り暮らしです)
そこで私も電話してみる。やっぱり繋がらない。
今までも、庭に出ていたり買い物に行ったり、また、寝てたりして繋がらないことはたびたびあったけど、今回は二人ともなにやら嫌な予感がした。
いつも夕方定期便のように電話はしているが、今日はまだしていないし・・・。
車で15分くらいのところだから、ノブが落ち着いてコーヒー入れたりしているのを確認して「ちょっと留守番しててね」と車に飛び乗る。
最悪なシミュレーションをしながら実家へ。
新聞を取り込んでいない。
ドキドキ。
鍵を開けると、目の前に父が倒れていた。
びっくりして意識があるのを確認して、119番。
トイレに行こうとして転んで、起きられないままになっていた様子。
いつからひっくり返っていたんだろう。寒い廊下で・・・。
病院に運ばれて、点滴をして、回復の兆し。良かった。
でも、腰の骨を折っているか、ひびが入っている可能性があるのと、独り暮らしの中でいろいろと治さなければならない状況があるので、入院することになった。
正直言って、ようやく入院させることができた。と思ったのです。
父は自分のことは自分でしようとする。無理だとわかっていても、私たちの手を煩わせたくない。それが父のプライド。
私は考えに考えた挙句、その父の生き方に寄り添う覚悟をした。
そして、父と約束をしていた。
「わかった。父さんは好きなようにしたらいい。で、もし倒れたら、そのまま病院に運んであげるよ」
「ね、言った事は守ったでしょ。(笑)」
後から考えてぞっとしたのは、私は土曜日と日曜日、京都へTEACCH研コラボレーションセミナーに参加する予定だった。気づかぬままに旅立っていたら、父も違うところに旅立つところだった。
つい先日、母の25回忌を済ませたところだった。母が救ってくれたのかもしれない。そんな気がするのです。
ま、現在父は新築したばかりのホテルのような(笑)病室で、ゆっくり養生しております。時間はかかると思うけど、とりあえず娘たち(姉と私)は、一安心。
治して、おうちに帰ろうね。(*^_^*)
父は今年80歳になる。もっともっと、人生を送ってほしい。
・・・・・・・・それにしても、TEACCH研コラボレーションセミナー・・・。
行きたかったなぁ。残念。チケットも・・・涙。

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