那珂市では、より楽しく有意義な教室にするため、体操教室の研修委員による巡回を2月中旬からほぼ1ヶ月実施しました。他の指導士会の参考となると思うので紹介します。
まず、研修委員で集まり、見回りの目的、やり方、着目点などを相談し、見回りチェック表を作成し、研修委員で分担してできるだけ多くの教室を見回りました。
結果的には、教室での指導直後に気づいた点を指導士に直接伝えることができたし、日頃の指導の問題点などが良くわかり、早速2月末の勉強会で指導士に中間報告しました。
また、今回の見回りでは、研修員も予習するし、指導士も見回りが来るのでしっかり予習するし、参加者にも正確な情報が伝わるという効果もありました。
今後は、指導全般の注意事項のほか、誤り易かった指導などをまとめて勉強会で紹介して那珂市全体のレベルアップを図っていきたいと思います。
参考までに、見回りチェック表の内容を記載しておきます。
1.指導方法等のチェック
@服装、名札、挨拶は適切か
A体操の目的・効果を明確に伝えているか、間違っていないか
B体操のやり方は丁寧に説明しているか、声の大きさは適切か
C参加者の安全性、ついてこられているか確認しているか
D強化か、ストレッチか間違っていないか
E号令は適切か(特にいっぱつ体操)
F講習会でやっていない体操はないか
G専門用語は避けて、分りやすく説明しているか
H参加者とのコミュニケーションは適切か(休憩時も含む)
I補助指導士の役割(参加者の観察・アドバイス・体操補助・監視、主指導に口出し×)
2.誤った指導とよりよい指導のアドバイス
3・良かった点
4・参加者の意見やその他特記事項

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