1級指導士フォローアップ研修会が、茨城県立健康プラザ 3階 大会議室で3月9日に開催されました。那珂市から宇留野さん、落合さんと三田が参加しました。
毎年この時期に開かれ、次年度の3級養成講習の予定などが説明されるが、昨年度は新型コロナ蔓延のため中止になった。また、毎年夏に1級指導士の情報交換のために集まっていたが昨年度は中止になり、大田先生や他のスタッフの方とお会いするのは1年半ぶりであった。那珂市では昨年秋に3級養成講習会を開催したので、その時スタッフの矢野さんと今さんにはお会いしている。
今年は密を開けるため、4組に分かれて別の日に実施され、今日は11市町村の約40人が出席しました。
フォローアップ研修会の目的は、以下の通り。
(1)3級養成講習会の講師を務める際に必要な知識や、近年の養成事業の傾向・変更点の確認、 共通認識の向上を図る。
(2)3級養成講習会カルキュラムを確認し、令和3年度のテキスト等の変更点を確認する。
今回の研修会の主な内容は(1)大田先生の講話、(2)来年度の予定、(3)諸連絡 であった。
大田先生の講話では、要介護認定率が80―84歳で急激に増加することや、要介護認定率に関しては茨城県が日本で一番低いこと、これはシルバーリハビリ体操の寄与が大きいことなどが紹介された。
茨城県指導士の2021.2.1現在の数は9396人(1級:239人、2級:3180人、3級:5977人)であることや指導士養成事業の全国展開の現状の報告があった。
高齢者のライフステージと体操との関係、茨城県介護予防の効果、シルバーリハ体操のライフステージに対応した職能等の関係、介護保険・財源の負担割合などを説明された。
短中期の目標として、指導士の増加、教室の増加、指導士の多機能化(紙芝居、見守り、認知症サポートなど)、市町村、社協、地方包括センター、リハ職との連携などが挙げられた。
また、100歳を過ぎても現役の医師を続け高齢者が活躍できる社会のあり方などに提言を続けてきた医師・日野原重明さん(享年105)、の言葉のひとつを紹介された。
「使命とは命を人のために使うこと」
1級指導士は5年毎に認定更新しますが、那珂市もその時期で他の市町村の更新者の代表として宇留野さんが認定証を大田先生から受理されました。
最後に大田先生と参加者全員の集合写真を撮りました。


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