おんちゃんの山のゼンマイもかなり出始めてきた。しかし、夏前の草刈りを怠っているためか、雑草に負けて、ゼンマイに勢いがなく、毎年収穫が少なくなっており、特に今年はゼンマイがあまり出ていない。やはり、年に2回は草刈りが必要だと思うが、なかなかよぼよぼのおんちゃん一人の労働では思うようにはできない。
そんな少ないゼンマイであるが、そのあく抜きの仕方を紹介しよう!おんちゃんのHPの「ゼンマイのあく抜き」でも紹介しているが、さらに詳しく説明すると次の通り。この方法だと確実にあく抜きができる。
まず、ゼンマイのわたを取る。手を水に濡らしていると、滑ってスムースにわたが取れる。(写下)

田舎では、ゼンマイやワラビ、イタドリなどを湯がくためにどの家にも大きな鎌があり、薪を燃やして対応する。薪の材料は田舎では無尽蔵にある。これがプロパンガスなどでは、大きな経費がかかるのでNG。(写真下)

沸騰した湯の中に、わたを取ったゼンマイを入れる。(写真下)

ゼンマイを入れて、沸騰してから1分ぐらいして取り出す。長く湯がきすぎると柔らかくなりすぎるので注意。次に木灰を入れる。
木灰の代わりに重曹でもできるが、やはり木灰が一番だ。

灰とゼンマイをよくもみ、なじませる。(写真下)

次に冷水を入れて、1時間ほど置いておく。(この冷水を入れる方法は、おんちゃんが何度も試行錯誤をしてやっと分かった方法で、この方法だとゼンマイの色が鮮やか)
後は、1、2時間ほど流水でさらすと、完璧なあく抜きのゼンマイのできあがり。

この方法は、田舎の人がみんなやっている方法ではなく、おんちゃんが3年ぐらいかけて編み出した、現時点での最良の方法であるが今後も工夫してゆこうと思っている。
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