てことで新刊で売上上位の「醜い日本へ」いや「名もなき毒」を読み終えました
今回は無差別殺人がおき1、3は同じ犯人の犯行だが2、4が模倣ということがわかり、その2番目のお話ただ事件そのものはあまりクローズアップされず「誰か」の主人公杉村というのが連闘で登場のなのだが、こいつの行動を追う形になっている
が、この主人公好きになれないんだ、それに興味ももてないから入っていけないし辛い。
事件を解決してしまうひらめき知能がありながら、片一方で問題の女の甘い過ぎる処置や考え方に苛立ってしまう、むしろ最後の方はこの捕まった女の方に同情してしまった(まあこれは少ないだろうな)。今風にいうと「この主人公うぜ〜 」である。
この人の作品途中で一気に盛り上がるところがあるのだが、今回は前半63秒台のスローでいきながら上がりも41秒掛かった中山ダ18のレースの低レベル見たいな感じだったな
著者は今の世相は描きにくくなった、と語っているがそんなんはいいから、世相関係なしの単純なミステリーをお願いしたい

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