8月1・2日と明和高校図書部の夏期研修旅行を実施した。企画は生徒が行ったが、金と時間の管理は私が行ったので気の抜けない旅行であった。普通列車を乗り継ぎ京都へ行き、バスを乗り継いで京都市内めぐりとなり年老いたる私には過酷な行程であったが、久々の京都のオーソドックスな観光ルートを駆けめぐった。

まずは、金閣寺。何十年ぶりかに金閣寺を見た。

近江妙蓮の蕾。近江妙蓮は、円仁が唐から持ち帰った蓮で、いくつもの房に数千枚の花びらが見事に咲き開くという。

咲いた状態の近江妙蓮

金閣寺でいったん解散し、次は銀閣寺に集合ということにしてその間自由行動にした。私は、武田五一設計の京都市役所を撮影に行った。

ついでに本能寺の信長廟を訪れる。「本能寺の変」の時にあった場所はもっと西である。

バスで移動中。熊野神社前だが、バス内の「晴明神社」の広告との対比が面白いと思い撮す。

岡崎道で下車し、黒谷へ向かう。黒谷の門前に「花」の看板が見えるが、私が学生時代にアルバイトしていた花屋さんだ。

黒谷「金戒光明寺」の巨大な山門。ここは時代劇の撮影がよく行われるところだ。

黒谷から真如堂へ抜ける。真如堂の三重塔。紅葉のころは特に美しく映える。

銀閣寺は昔のままの姿であった。

哲学の道を下り、法然院を訪れる。

法然院墓地の谷崎潤一郎の墓に詣でる。

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