前夜は 温泉にどっぷり浸かった後、特選会席 部屋食で 食べきれないほどの美味
しい料理を摘まみながら お酒を飲みすぎ、バタンキューでした。
宿泊したホテルは、雲仙温泉街の中心にあって、建物の裏手の庭園は雲仙地獄に
つながってました。
早朝、雲仙地獄から立ち上がる噴煙を眺めながら 入る露天風呂は 格別でした♪
朝、部屋(5階)の窓から見た温泉地獄です。
朝食を終えて、ホテル内のお土産屋さんで 土産をどっさり(?)買ったあと、温泉
地獄の遊歩道を散策。
あたり一帯 硫黄臭と白い噴気が立ち込め、まさに地獄を思わせる雰囲気でした。
噴気孔がたくさんあり、傍に行くとブク・ブク・ブクと凄い音を立てながら もくもくと
立ち上る白い噴気に自然の畏怖を感じました。
そして今回の旅の最終目的地 松平7万石の城下町で清水が湧く水の都 島原へ!
途中、バスの窓から 平成新山が くっきりと とても綺麗に見えました♪
平成新山は 火口から吹き出した溶岩が冷えて固まったもので、その容積は実に
東京ドーム84杯分の熱い岩の固まりだそうです。現在は噴火活動は終息したが、
内部は いまだに高温を保っているそうです。
バスで島原駅前に着くと、徒歩で島原城へ直行!
青い空に白い天守閣がよく映え、安土・桃山様式の面影を残す、とても壮麗な城
でした。
島原城天守閣内には、島原の乱にまつわる数多くの史料が展示してあり、とても
良い歴史の勉強になりました。
島原城に かなり長居してしまったので、当初予定していた「武家屋敷」、「しまばら
水屋敷」の見学は諦め、「鯉の泳ぐまち」を 急ぎ足で散策することにしました。
白壁の町並みに沿って流れる200mの水路には、地元町内会が放流したという錦
鯉が泳いでいて、水の都らしい風情が漂ってました。
時計を見たら、わぁ〜大変!島原駅発 諫早経由 長崎空港方面の発車時刻まで
あと13分しかない。これに乗り遅れると、羽田空港行きの飛行機に間に合わない。
普通に歩くと20分近くかかると言われているところを、懸命に走って約10分で駅へ
かろうじてセーフでした。しばらく、は〜は〜ふ〜ふ〜、汗が止まりませんでした。

長崎空港で、最後の土産ものを買い、羽田行きの
飛行機へ♪
羽田空港到着の際は 最終着陸態勢に入りながら
着陸寸前で急上昇し始めたので、もはや これまで
と一瞬思ったのですが、急上昇も上手くいき 結局
20分近くの遅れで無事着陸できました。
機内アナウンス放送によると、着陸予定の場所に
先行機 が遅れてまだいたので、管制塔から上空
で 待機せよ の指令が急遽入ったためとのこと。
やれやれでした。
今回の長崎旅行は、歴史の再認識をするというより、今まで知らなかった色々な
歴史を新たに学ぶことができ、とても有意義な旅となりました。
要領の悪い 拙い この長崎旅行記を 長々と読んでいただき、有難うございました。

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