9月1日の防災の日を含む8月30日から9月5日は、
「防災週間」です。
防災の日は、今から85年前(大正12年)のこの日に起きた関東大震災の教訓を
忘れないという意味と、この時期に多い台風への心構えの意味も含めて1960年
(昭和35年)に制定されたものでしたね。
「備えあれば憂いなし」、来たるべき大地震に備えて、この防災週間を機会に、
次の項目について 準備・点検確認をしておこうと思ってます。
@この機会に、一年に一度は「非常持ち出し袋」の中身を点検する。
電池やミネラルウォーター、缶詰など古くなっていれば新しいものと交換する。
A不安定な家具、また 危険なものがないかなど、この機会に今一度 家の内外
の点検をする。
B災害直後に 持ち出せなくても、後々使用できるように 水やインスタント食品を
別にストックしておく。
注.食料や水は、最低でも家族の3日分は持ち出せるようにしたいものですが、
とっさの時に持ち運ぶリュックサックが重くなりすぎるのも問題です。
リュックには最低限の一日分を入れ、残りは いつでも持ち出せる準備をして
おこうと思います。

我家の非常持出袋の主な中身です。

今回、非常持出袋の中に 乾電池で携帯電話を充電できるものを追加しました。
乾電池を交換すれば何時間でも通話ができるので、大災害時にも安心です。
【参考】
読売新聞社が実施した全国世論調査によると、住んでいる地域で大地震が起き
るのではないかという不安を感じる人は 75%にのぼり、大地震に対する国民の
懸念が強まっていることがわかった。
一人ひとりが大地震への対策を取ることが、被害を減らすことにつながる と思う
人は90%に達し、日ごろの備えを重視する意識が高まっていた。
大地震に備えた家庭での対策では、
「懐中電灯、ラジオ、医薬品の準備」:48%、
「飲料水、食料の準備」:31%、
「消火器の準備」:30%
「避難場所の確認」:28%
「家具、テレビ、冷蔵庫などの転倒防止」:25%
「家族間の連絡方法に確認」:22%
「持ち出し用の貴重品の整理」:22%
などの順で、約8割が具体的な対策を講じていた。
さて、皆さんのご家庭では、どのような対策が講じられておりますでしょうか?
非常持出(袋)品のチェックリストは、「続きを読む」欄にあります。
非常持出(袋)品のチェックリスト
□リュックサック
食料関係
□水のペットボトル
□乾パン、クラッカー、カロリーメイト
□缶詰
□ナイフ、缶切り
□携帯コンロと予備のガスボンベ
□鍋、キャンプ用品(食器セット等)
日用品
□携帯電話
□携帯電話用予備電池、携帯電話充電器(乾電池交換式)
□携帯ラジオ
□懐中電灯
□予備の電池
□ロウソク
□マッチやライター
□軍手
□ロープ
□手拭い、タオル
□ティッシュ・ウエットティッシュ
□ポリ袋
□筆記用具
□その他の身の回り品
救急・安全
□救急セット(消毒剤、傷薬、ガーゼ、バンソウコウ、包帯、ハサミ等)
□常備薬の予備
□予備のメガネ
□防災ずきんや帽子
貴重品
□現金
□預金通帳
□健康保険証のコピー
□印鑑
□緊急連絡網
衣類など
□下着(家族分)
□寝袋、毛布
□雨具
□タオル
そのほかないと困る身の回りの品は、上記チェックリストに書き加えて、
備えておきましょう。

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