10月16日(日)、学祭最終日です。
六軒亭(楽日)
一,吠駆「寿限無」
一,ちとせ「大所の犬」
一,くいな「猫の皿」
一,兼成「錦の袈裟」
〜仲入り・アトラクション(吠駆、伝達)〜
一,福楼「くしゃみ講釈」
一,伝達「シナリオライター」
一,かすみ「転宅」
それぞれ思うところがあったようで、気持ちのこもった落語+漫才でした。
そのおかげか、仲入り後もお付き合い下さるお客様が初日より多かったですね。
ありがたい限りです。
今年の学祭は、いろいろと事件がありまして。
14日の準備では、いつもの場所にあるはずの畳が見つからず、学生課まで巻き込んで捜索する始末…。
15日には、前述の通り看板が落下。かすみの無事に舌打ちした人間が何人いたかは気にしない。
そして、16日はというと…。なんだかんだで1番平和でしたかね。
強いて言えば、片付けに思いのほか時間がかかってみんなヘトヘトになり、立て看板忘れて帰りそうになったことくらいですか。
大きな怪我も混乱もなく、皆が無事家に帰ることができて本当に良かったです。
良かったことと言えば。
この3日間、多くの先輩方にお会いする事ができました。
お客様として来て下さった創造さんや桂喜さんなど大先輩の方々、去年まで一緒に学祭を盛り上げていたバント先輩やハンチョウ先輩、ニャンコ先‥ならぬネコ先輩などなど。
そして、15日に学祭のゲストとして来仙されていた、文好さんこと山寺宏一さんにもお目にかかることができました。
(福楼やちとせの喜び様ったら、そりゃあもう‥!)
文好さんは“落研は僕の青春の全てだった”と仰っていました。
でも、懐かしそうに舞台を見つめる他のOBさんたちも、似たようなことを思っておられるのかなぁなんてね、生意気に思っちゃいましたよ。
何年か先の未来、今年の学祭を“青春の全てだった”なんてカッチョ良く現役のアイツらにも言わせてやりたいなぁ…。
腹の中でそんなことを思いながら臨んだ最終日でしたが、終わり良ければ全て良し!です。
こんな大事な人たちと一緒に、これからもここで楽しく落語をしていきたいと、強く感じた六軒亭でした。
ご来場下さった皆様、本当にありがとうございました。

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