続けなさい!

2015/12/16 | 投稿者: Maysico

私は、子供の頃、スピリットも性格もスーパー体育会系の人間だった。
でも何がどうしてこうなったのか、音楽の仕事をしている。
4歳上の姉と共に、「あの頃」のスタンダードで、ピアノを習ったし、
少年合唱団まで入れてもらって、音楽にも充分に触れる機会を持たせてもらった。
これは、何と言っても両親のおかげ。
にも関わらず、途中から「身体を動かすこと」にすっかり自分の興味が移ってしまったことをきっかけに、それらの音楽行為をすべて途中でやめてしまった。
両親、特に母はやめることを良しとしなかったが、結局は私の断固たる態度に折れ、希望を叶えてくれたのだった。

しかし不思議なもので、その後の人生で音楽を選び、
ああピアノを続けておけばよかった、合唱団ももう少し続けていれば...音大に入ってもよかった...
後悔することだらけだった。

かれこれ東京での音楽生活も30年以上になる。
後悔は後悔としてあるにせよ、しかしそれは自己責任であり、リカバリーしてきた(つもり(笑))ではある。
そして人生は長く、今だと思って努力することはいつでも可能だと思う。
一方で、人生は一度きり、その時間は二度と戻らない。
特に、目覚ましい成長を遂げられる若い時間は、二度と取り戻せない。

私には子供はいない。
だから親心というものは、わかるはずもない。
だけど...
子供たちには、いや子供でなくてもいい、
何かを続けている人には、そのことをあきらめないで続けてほしい。
親に強制されたのかもしれないし、なんとなくはじめたのかもしれないし、
決死の覚悟ではじめたのかもしれないし、やってみたくてはじめたのかもしれない。
でも、結局はどれも「たまたま」始めたということに変わりはない。
人生をナメているわけではない。
しかし、案外人生は「たまたま」が支配することがすごく多いのではないか。
そしてその月日の中で、一度DNAに刷りこまれたものが、再びムクムクと頭をもたげることが実に多いこと!

最近、みんな忙しい。
特に子供たち。
学校に行って、塾行って、なんだかんだ...
概して器用だ。
器用、そうポテンシャルが高いのだ。
だからこそ、いろいろなことに器用になったり、英語がしゃべれたり(笑)することはとてもいいことなのだけど、どうかたまたまやっている何かひとつを大事にしてほしい。
簡単にやめないでほしい。
おもしろくなくても、とりあえずもう少しやってみてほしい。
半世紀生きてきた自分もまったくの未熟者だけど、
それでも今、エラソーに続けなさい!と言いたいし、
やめさせないことをやっていくつもり。
いつか必ず、”ああ、あの時”ってつぶやく日が来るから、そうしなくていいように。
音楽はそんな魔力があるのだ。心から思うよ。




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