2018/4/3
【読書 棒を振る人生〜佐渡裕】 音楽
図書館からの音楽本シリーズ Vol.2

私がすっかり佐渡裕さんのファンになったのは、
「題名のない音楽会」の司会者をされていたから。
佐渡さんの後任の五嶋龍さんも、
現在の石丸幹二さんもそれぞれの持ち味で頑張っているが、
関西人の佐渡さんはやっぱり面白かった。
クラシック界の人間としても威厳もあるが、基本面白いというか。
この本を読んで、自分が佐渡さんに「面白さ」を感じ、
共感する部分が多い理由がわかった気がする。
話は変わるが、しばらく前から某局で、いわゆる音楽ネタに特化した番組がある。
時にはかなりマニアックなテーマもあり楽しんでいたのだが、
こんなに「解説」し教えてばかりでいいのだろうかと思い始めている。
知らないことを知るための番組作りがメディアの務めのひとつではある。
何の解説もないよりあったほうがいいし、楽しいに決まっている。
しかし、何でも言えばいいというものでもない。
見せれば、教えればいいというものではない。
それでは感受性が育たないではないのか?
難しくても、わからなくても、時にはいいのではないのか?
自ら求める気持ちが一番大事なのではないのか?
そんなことを思っていたら、
佐渡さんは、mustではなくwant。それが音楽だとおっしゃている。
音楽家の書いた本はたくさん読んだが、
小澤征爾さんの「僕の音楽武者修行」
武満徹さんの「時間(とき)の園丁」
と共に、この本も必読だと思う。
そうか、そうか、そうか、そうか。
そんな日々。

私がすっかり佐渡裕さんのファンになったのは、
「題名のない音楽会」の司会者をされていたから。
佐渡さんの後任の五嶋龍さんも、
現在の石丸幹二さんもそれぞれの持ち味で頑張っているが、
関西人の佐渡さんはやっぱり面白かった。
クラシック界の人間としても威厳もあるが、基本面白いというか。
この本を読んで、自分が佐渡さんに「面白さ」を感じ、
共感する部分が多い理由がわかった気がする。
話は変わるが、しばらく前から某局で、いわゆる音楽ネタに特化した番組がある。
時にはかなりマニアックなテーマもあり楽しんでいたのだが、
こんなに「解説」し教えてばかりでいいのだろうかと思い始めている。
知らないことを知るための番組作りがメディアの務めのひとつではある。
何の解説もないよりあったほうがいいし、楽しいに決まっている。
しかし、何でも言えばいいというものでもない。
見せれば、教えればいいというものではない。
それでは感受性が育たないではないのか?
難しくても、わからなくても、時にはいいのではないのか?
自ら求める気持ちが一番大事なのではないのか?
そんなことを思っていたら、
佐渡さんは、mustではなくwant。それが音楽だとおっしゃている。
音楽家の書いた本はたくさん読んだが、
小澤征爾さんの「僕の音楽武者修行」
武満徹さんの「時間(とき)の園丁」
と共に、この本も必読だと思う。
そうか、そうか、そうか、そうか。
そんな日々。