ラジオ生活

2021/9/5 | 投稿者: Maysico


約10年サイクルくらいで、家電製品って一気に故障する。
イッキ崩壊(出費)回避を心掛けたいが、懐具合でそうもいかないことも。
先週、突然TVが壊れた。
あらゆる情報を入手できるネット時代、よくよく調べたが状況からみて新規購入が賢明だと判断した。
過ごしてきた日々を思えば製品寿命の頃だった。
特にコロナ禍の1年半、在宅時間の増加と共にTV視聴だけでなく、YouTubeから何からTVを使っていたのだから寿命を早めてしまったはず。
涙、、ながらさっそく隣町の家電店に行き1台購入した。
狭い家、昨今流行りのモーレツ大画面など不必要。選んだ機種は、持ち帰りも可能だった。
配達なら、最短で日曜日だと言う。
丸3日間。迷ったが、突然の故障からの慌ただしさをクールダウンすべきと思い、あえて配達を依頼した。

パソコンは2台あるからYouTubeは存分に観ることができるが、なぜかその気にならず。
いつもはCDプレーヤーとして使用しているラジカセの、まさにラジ⇒ラジオのモードスイッチを押し、エイティワンポイントスリー、J-WAVEにあわせた。

J-WAVEの放送開始は1988年。
1984年に上京した私は、この頃はまだアルバイトをしながら音楽をやっていた。
アルバイト先は朝早いパン屋さん。
朝は5時には起き、開局早々のJ-WAVEの放送とともに慌ただしく支度をしていた。
20代前半だった自分の若かりし頃は、まだまだラジオというメディアが欠かせなかったし、そこから知ったこと、影響を受けたことは今思えば計り知れない。
Djavanの声を初めて聴いたのもJ-WAVE。ド・ストライクの直球を身体ごと受けた。

あれからなんと33年。
全く聴かなかったわけではないが、本当に久しぶり。
朝は(この日はたまたま)33年前と同じジョン・カビラさん。
30歳前だったカビラさんも今や62歳。
しかしその声質は相変わらず豊かで艶やかで。
この長い年月を生き残ってきた理由(わけ)が一聴してわかる。
なんと素晴らしい。
アナウンサーとは違う、ナレーター、ラジオパーソナリティ。
その人間らしさ。温かさ。

音楽だけでなく、ラジオからは自分の興味があること、ないこと、あらゆる情報が発信される。まるで新聞のよう。
自分の興味があることだけを追いかけるSNSとは一線を画す。
常々、せめて新聞を読まねば!と思っているだけに、この世界観の共通性に今更気づく。

もう1局、82.5に選局。NHK FM。
ある日の早朝は古楽という番組をやっていた。
ほとんど知らない話ばかり。
はたまた、NHK名物、長尺のクラシック番組。
新聞の番組表の「北欧のオーケストラ」に魅かれて聴いてみる。
フィンランドのオーケストラによるシベリウスだった。
素晴らしい。弦楽器のアンサンブルが素晴らしい。
北欧の音がする。なぜか北欧の音に違いない音がする。
木の肌合い、香りさえ浮かんでくるほど。

配達を選んだ、静かで豊かな生活も本日午後終了。
有意義な数日間だった。




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