かさなるときは何重にもなるものです。若いころはそれが日常でしたから何とも思いませんでしたが、この歳になるとこたえました。
体調の疲れ感とは別に何とも言えない充実感も味わったものです。社会とのつながりが希薄になる中、私としてはとても喜ばしい1日でした。時間の経過はめちゃくちゃ早く、しかも体の動きがそれに付いていけるのです。
こんな事を話題にできる時代になってしまったのだと またがっかりしてしまいました。
世の中助け合いの恒例 赤い羽根募金が始まっています。
家内が駅に立ち募金を集めていたのですが、とある人が体中あちこちのポケットからザラザラと硬貨をつかみ出して募金箱に入れてくれたそうです。どう見ても2.3千円以上はあったようでした。
私は恥ずかしながらめったに募金箱に寄付したことはありません。自分では人のために善意を行う時 決して見返りは求めないと自負していたはずなのに なぜ募金箱にお金を入れる行為が出来なかったのかと しばし考えてしまいました。
募金箱にお金を入れる行為って、それこそ何の見返りも期待しない最たるおこないなはずなのに。

0