スロウ運転には、よく調整された車両と、それなりの電源が必要と言われます。サイリスタコントロールや、スライダックコントロールなどにすると比較的この動作が可能になりますが、今回は方法ではなくその結果に付いて述べてみたいと思います。
レイアウトを作る時、その敷地獲得にはどなたも苦労される所だと思います。狭いスペースしか取れず、実感的な運転をあきらめている場合も多い事でしょう。
F'Trackでもレイアウトの広さはいかんともしがたい状態なのですが、その中で運転を割りと満足する方法を発見しました。
大々的に掲げる事もないような話ですが、ようは、車両をゆっくり運転すれば、エンドレスの一周を走る時間を長引かせる事ができます。つまりジェットコースター運転に対し、だいぶ実感的な運転が可能になると感じていました。
なーんだ当たり前の事をとおっしゃる前にこれを実行してみてください。一般にスケールスピードというのは模型において想像以上に遅いものなのです。
限られたスペースで実感的な運転ができるようになると、今度は入れ替えや連結切り離しといった動作がよりスムーズとなります。
これらには曲率を気にしながらのレイアウト拡張の必要はそんなに伴わないと思いますし、良いカプラーと、連結開放器、線路のギャップかDCC運転ができればかなりの事が可能になります。
これは面白いですよ。

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