話が大分脱線してしまった^^すまん^^さて、スペインのお土産は買ったしカサ・バトリョ
邸もしっかり観たし、ホテルへ帰ることにした。また、地図を頼りに一番近い道を選ぶ、道路
は碁盤の目のようになっているので、ホテルの通りに出るまで交差する道を数えながら夜道を
歩く。男達は、もう無言だ^^ひたすら歩き通しで、いささか疲れた。恐らく5kmは歩いただ
ろう^^ホテル近くまで来た時、どうもピザ以外ろくなモン喰えないという恐怖心から食料品
の大きな店があったので何か食い物を買おうと店に入った。
さすがスペイン^^愛想を振りまく試食のねえちゃん、透明なビニールの衣装で羽根も付いて
いる肌が透けてる訳ではないが、かっこいい^^サンドイッチだのペットボトルの牛乳、ハム
やチーズ類を買った。それぞれ適当に買って部屋に戻った。「しかし、よく歩いた^^」思わ
ず誰となく声が出た。簡単な夜の食事を自分勝手に済ました・・・テレビを観るが寝るには早い、
スペイン最後の夜だ。反省会というかホテル・デルビーの地下のBARへと繰り出した^^
酒飲みは何かと理屈をつけて飲む^^BARには客もおらず、我々三人とカウンターのバーテン
と対峙する。
「俺、取りあえずドライマティーニ^^」M氏もHも「俺も」若いバーテンにリクエストを出す
・・・しかし、こいつ無愛想、まあ、ハポンだかチャイナだか頭が剥げて来たおっさん共だから
言葉も分らんし気後れしてるのか?それでも黙って銀色のシェーカーを8の字に振る、ライム
グリーンのオリーブの実が串刺しされたマティーニが出てきたのでカチーンと乾杯。
ドライジンのジャックナイフのような切れのある感触が舌を刺す、冷たい香りが鼻に抜け、オリ
ーブの実をかじると、ふっとスペインの荒野に林立していたオリーブの光景が浮かぶ。
一杯目を飲み干す頃には五臓六腑に染み渡り脳髄あたりが弛んで話が弾む^^観てきたスペイン
の光景がカウンターの酒ビンやらグラスに映る・・・・次ぎは「マルガリータ」塩をグラスの縁
に付着させてあるからグラスに唇を付けると塩粒の感触と共に流れ込んでくる、ほんのりした
甘さが何とも言えず「マルガリータ愛しているよ」的、気分にさせてくれる。
まったく酒の飲める人生は最高だ^^飲めない奴は人生の五分の一、損してる^^かも。な訳で、
飲むほどに酔いスペイン最後の夜を満喫した。しかし、飲み代の10.000pstは、ちと高い??
まあ、バーテンのチップも含めれば安いか?ということで、明日は妻の待つ祖国へ帰還する・・・
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資料/マティーニ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%8B
資料/マルガリータ
http://misago.ddo.jp/cocktail/main.asp?mode=1&cocktailNo=00616

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