景気低迷と東日本大震災による影響で、街中をロードバイク、クロスバイク、スポーツタイプのミニベロ等で走っている人達を多く見かけるようになりました。 メディアでは 「 ダイエットにもなるし、CO2を出さないからとってもエコ! 」 なんて紹介されたりしますが、実際にはクルマを購入維持するよりはるかに安上がり。 ママチャリで走っていたら後ろから抜かされた。 速くてカッコイイから乗ってみたいという理由が大半。 最近ではアニメ(弱虫ペダル)に影響されて始める人も多いんだとか(´・ω・`)
とりあえず何か速いのが欲しいなと、
試乗できるイベントに何度か出向いていろいろ試乗していました。 普段乗りで
普通のミニベロに乗っている事もあり、見た目が好みなので
BD−1を試乗したり、
ルイガノ RSR3に乗ってみましたが、ママチャリからスポーツバイクに移行する初心者にはハンドルが低すぎて辛かったり、見た目が好みではありませんが、
コラテックのSHAPE WAVEシリーズが以外に良かったりと、いろいろ試乗してはみたものの購入候補は絞れず終い
自転車の買い時は一般的に 「 翌年モデルが出始め、現行モデルが型落ちになる秋〜冬頃が安い 」 「 販売店の仕入れ値は定価の50%? 」 という2点が頭に入っていたので、秋〜冬にかけて価格が下がった車種を時々ショップに行ってチェックしていました
年末、新聞のチラシに街中で最も多く見かける
GIANT ESCAPE R3がサイコン付きで32800円と激安だったので、試乗経験はありませんがフレームサイズは合っており、激安なので買いに行く事に。 結局、価格に負けて試乗イベントに行った意味なし ^^;

売り場に到着

新車でサイズも合い、サイコンも付いて激安価格

昔乗っていたMTBのフレームカラーが白で、どこでついたか落ちない黒い汚れが付いてしまうと汚く目立つ経験をしているのと、気休めでも盗難の観点から目立ちにくい黒が欲しいので、他の店舗に行けば別の色があってもおかしくないと考えましたが今までの経験上、安すぎる場合現物があるその場で買わないと翌日には誰かに買われて無くなってしまうだろうと考え、購入しようかどうかしばらく悩みます

悩みついでに隣の黒いロードに目をやると、ロードなのに5万円切りとこちらも激安。 一応
サイクルモードで1サイズ小さい女性用モデルのルイガノ CEN WOMANに試乗してます(´・ω・`)
GIANT ESCAPE R3は45800〜52500円くらいが販売店の相場。 ルイガノ CENの定価が分からなかったのでスタッフに聞いてみると、9万円くらいとの事。 と言う事は、約50%オフなので、ほぼ仕入れ値付近?になり利益など出ないはず。 年末の商品入れ替え特価とは言え、クロスバイクの
GIANT ESCAPE R3の通常販売価格くらいでロードが買えてしまうのはゴイスー(´・ω・`)しかも欲しい黒
仕入れ値近くで買える底値なタイミングはそうそうある事ではないので、クロスバイクの
GIANT ESCAPE R3を買いに来たはずでしたが、ロードのルイガノ CENをお買い上げ ^^;
こちらは同じ時期に見た2015モデルのESCAPE3兄弟の最安値

ショップによって多少異なるものの、消費税が8%になり円安で定価の上がった2015モデル(左から2015 ESCAPE R3、2015 ESCAPE AIR、2015 ESCAPE RX3)であっても、最安値になる時期を逃さなければクロスバイクを購入する際に基準の1つとなっている5万円前後で購入する事は現在も可能
GIANT ESCAPE AIR 購入 インプレッション
ルイガノ CEN 購入時付属品

保証書、説明書、ベル、リフレクター、パッドスペーサー、タッチアップ(フレーム用補修塗料)等
LOUIS GARNEAU CEN 2010 購入 インプレッション
STI SORA ST−3400 2×9S

良くも悪くも不満もありませんが、レバーも黒ならよかったな(´・ω・`)
ヘッドチューブ

なぜかメーカーHP、カタログともに掲載されていないルイガノCENのヘッドチューブのジオメトリー。 フレームサイズ460のヘッドチューブ長は実測で130mmでした。 購入を考えている方は参考に
ステム&スペーサー(コラム)

5mmスペーサーX4
10mmスペーサーX3
15mm円錐スペーサーX1
ルイガノCENのヘッドチューブの長さは普通ですが、フォークコラム長が他メーカーのエントリーモデルやロングライドモデルよりも長く、エントリー(入門用)ロードの中でもハンドル位置の高さはトップクラス。 ハンドルが低く前傾姿勢に慣れるまでがツライ初心者にとってはとてもありがたい仕様。 そのためコラムスペーサーの数が多く、ハンドル(ステムの取付け位置)の高さを細かく調整できるのもうれしいポイント。 一般的なロードのコラムスペーサーは合計40mm程度ですが、ルイガノCENは65mmあるので、最も上にステムを取り付ければ代表的なクロスバイクの
GIANT ESCAPE R3や
ESCAPE AIRとほぼ同じハンドルの高さになります(´・ω・`)
AVEDIO 軽量アルミ ヘッドセットスペーサー 購入 交換 インプレッション
ルイガノ CEN フレームサイズ 460のステム長は90mm。 最初は1番上にステムを取り付けてアップライトなポジションで快適に乗り、慣れてきたら少しづつステムを下に付けて徐々に前傾姿勢に変更し、空気抵抗を減らしてトップスピードを伸ばしたいところ
(´・ω・)_/ 軽量化を視野に入れれば1万円程度のカーボンステムよりはるかに軽い実測重量
99g(90mm)と、最軽量クラスのDixna フォークステムがオススメ
Dixna フォークステム 購入 インプレッション
フロントフォーク

横から見ると平べったい幅広

前後方向から見ると細くなっている剛性と空気抵抗を考えたエアロなフロントフォーク。 振動吸収性の悪いストレートタイプではなく、先端をしならせて振動を吸収するベントタイプのフロントフォークで、ルイガノ CENの乗り心地の良さに貢献してくれています
TEKTRO R710 キャリパーブレーキ

テクトロのキャリパーブレーキは評判以上の利きの悪さ。 ママチャリ感覚でブレーキをかければ、交通事故一歩手前になりそうなレベル。 安全面から後日、利きを良くするためにブレーキシューを交換してみると若干利くようになりました(´・ω・`)
ルイガノ CEN ブレーキシュー&ホイール交換 インプレッション
フレーム

ヘッドチューブ側のトップチューブ&ダウンチューブは縦長にして縦方向の剛性を確保。 シートチューブ側は横長にして横方向の剛性を確保するトレンディーな形状。 トップチューブを弓なりにしてしならせるので、不快な硬さが感じられず、アルミフレームとしてはかなり乗り心地が良い部類に入ります(´・ω・`)

シートステーをトップチューブより若干下にずらして溶接する事で、リアからの突き上げ感が緩和されるらしいので、フロント三角の形状との相乗効果で乗り心地がとてもマイルド。 ただ、ノーマルタイヤのVittoria Zaffiroが肉厚で重く硬いタイヤなので、乗り心地の更なる向上と軽量化を兼ねて、実測重量
211g〜212gの
パナレーサー クローザープラスと
軽量チューブに交換して軽量化したいところ(´・ω・`)
通勤、通学での信頼性を重視する場合は、
釘やガラス片が刺さった程度では空気が漏れず、パンクに非常に強い
FOSS 700×20−25C(仏式48mm)Road用クリアチューブがオススメ(´・ω・`)
フロントディレイラー&クランク

SORA FC−3450 50/34T
スプロケット CS−HG50−9

12−13−14−15−16−17−19−21−23T
スタート時に使うギアは50×19T。 どう考えてもスタートが19Tでは重過ぎるので、21Tでスタートできる
12−25T(CS−HG50−9)辺りに交換して楽に加速したいところ(´・ω・`)
リアディレイラー

SORA RD−3400−SS
105 リアディレイラー RD−5701 プーリー 交換 インプレッション
サドル LG−RACER

最初硬すぎて無理と感じましたが、慣れてきたらちょっと硬め程度になったのでちょうど良いのかも(´・ω・`)?
セライタリア SL XC Flow サドル 購入 インプレッション
カーボンシートポスト

先日買っておいたので早々に取り付けて軽量化
RockBros シートポスト 購入 インプレッション

もともとついていたシートポストは237g。 取り付け可能な27.2mmの黒いポスト部分は実測311mm
メンテナンススタンド

無理やり広げないと装着できないので間違ったサイズを買ったかな?と思いましたが、それが普通でした ^^;
参考

購入直後、走ってもなぜかクロスバイクより少し遅いくらいのスピードなので、リアホイールをカラ回ししてみると回転が全く持続しない事が判明。 新車なのになぜだろうと展示してある他の車種のリアホイールを回してみると、同じ様に回転が持続せずすぐに止まってしまうホイールばかり。 調べてみると、新車購入時のホイールはすぐに緩まないように玉当たりをかなりキツめに締めているとの事。 新車購入したウチのルイガノ CENも例外ではなく、ホイールを外してハブをハブスパナとモンキーレンチで分解して玉当たりを調整してみると、購入当初と比較してアホみたいに回るようになりスピードアップ ^^
購入前は、うらやましいだけで全く気付きませんでしたが、信号待ちで隣に止まったタクシーのオッチャンにいつの間にかジロジロ見られていたり、道端でロードバイクが走っているとお互いにチラ見して車種やホイールをチェックしてしまたり、前方を走っている人と比較して脚力や性能を比べたりしてしまう独特な行動が自然発生 ^^;
シチュエーションはいろいろあり、幹線道路と信号待ちには沈黙の駆け引きがあります。
参考1 参考2
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