「Wellgo LU-C16 GIANT GR-01 購入 フラットペダル 分解 調整 グリスアップ」
GIANT ESCAPE R3
全体的なデザインは好みなものの、取り外し可能なリフレクターが片側だけ出っ張ている点だけは好きになれないフラットペダル派には人気がある定番の
Wellgo LU−C16 フラットペダル
塗装がツヤ有りになったり、ツヤ消しになったり、片側のリフレクターが取り外せるタイプと埋め込んであるタイプを1年おきにリリースしているのかどうかは分かりませんが、最近店頭に並び始めたのは以前にも見た事があるリフレクターが前後共に埋め込まれている見た目がスッキリしたタイプ
ショップで構造を見てみると、ペダル本体はボルト用の穴があいているタイプと穴のあいていない2タイプが存在。 穴の有無以外はリフレクターが出っ張っているかいないかの違いなので、もしかすると仕様違いで全8種類存在するのかも(´・ω・`)? 構造そのものは全く同じなので、上手い事やれば見た目がスッキリしている埋め込みタイプに変更出来るはずと考え、
破壊しないように分解して少しだけ加工してみると、予想通り見た目がスッキリしたタイプの
Wellgo LU−C16 フラットペダル に変更出来たので以下その手順を(´・ω・`)

実測重量:136g(ペア重量:272g)
ペアで計った方が正確なのですが、すでに片側はカスタマイズ済みなので ^^;

最初にペンチでナットを外し、ボルトを抜きます

クランク側の方が狭くなっているので、トゥクリップアダプターをアウト側(矢印の方向)へドライバーか何かの先っぽで押し出します

トゥクリップアダプター取り外し完了

取り外したリフレクターのサイドにマイナスドライバーを突っ込むとリフレクター本体が取り外せます

リフレクターのアダプター
実測重量:19g

取り外したリフレクターはそのままでは微妙に大きく圧入する事ができないため、ペダルに何度も合わせながらサイドを少しづつヤスリで削って丁度良い寸法に調整します

7〜8割指で圧入できる様に削ったら、後はドライバーの先っぽか何かで押し込んで装着完了。 クランク側の方わずかに狭くなっているので、取り付け向きには注意

スッキリタイプに変更完了(´・ω・`)

実測重量:252g
出っ張ったパーツを外し、削った分と合わせて20gの軽量化
オークションでもリフレクターが埋め込んである見た目がスッキリしているタイプの方が人気があるのか若干高く落札されているので、後々ハーフトークリップにしたり、スッキリしているタイプにしたりとどちらにも破壊せずに変更可能なこちらの
Wellgo LU−C16 フラットペダルを購入する方がお得かもしれません(´・ω・`)
続いて、シールドベアリングが採用されているのでゴリゴリ感は全くないのですが、空回しは1回転もしないのでフリクション(摩擦抵抗)を減らすために分解

水あめの様に伸び〜る粘度の高いグリーンのグリスが塗られています

ペダルアウト側
粘度の高いグリスがベアリング内に侵入していては空回しなんて出来ないわけで

ペダルイン側
こちらはベアリングではなく、摩擦係数の低いテフロン系のプラスチックと思われます

ゴムシール以外をパーツクリーナーで完全脱脂

摩擦抵抗を減らすため、普通のグリスよりも摩擦係数が低い
ミニ四駆Fグリスを塗ります

ペダルにシャフトを突っ込んだらベアリング上にオイルを垂らし、クルクル回して内部に浸透させます

組み上げて回すと少しグリスが溢れてくるので、ふき取れば作業完了

グリスが必要以上に塗られていたので作業後は左右1gづつ軽くなり
実測重量:250g
片側がベアリングではなくても、
フッ素グリスと
オイルの効果で6〜7回転はラクラク空回しできる様になりました(´・ω・`)
今回は
Wellgo LU−C16 フラットペダルをGIANT ESCAPE R3へ移植するのですが、556を吹きかけてみても右ペダルだけはビクともしません。 仕方ないのでチェーンリングで怪我をしないようにするのと、2人がかりで力を入れやすくするため車体からクランクを取り外してなんとかペダルを取り外す事ができました ^^; ちなみにショップでペダルの取り外しを頼むと、ペアであろうと片側だけであろうと工費は525円
ペダルを外したついでに重量計測

Aluminium CAGE ペダル
実測重量:310g(ペア)
実測重量:330g(ペア、リフレクター装着時)

SR SUNTOUAR クランクセット 170mm 48/38/28T
実測重量:1134g(固定ボルト、チェーンリングガード込み)
BBを外す必要はありませんでしたが、せっかくなのでついでに(´・ω・`)

BBセット SR XCT−S 118−68mm
実測重量:337g
左ワンだけプラスチック製なので割れている記事を良く見かけましたが、2012モデルのGIANT ESCAPE R3に採用されているBBセットは金属製だったので一安心
Wellgo LU−C16 フラットペダルをGIANT ESCAPE R3へ移植
クルックルに回るようにした
Wellgo LU−C16 フラットペダルに交換して80gの軽量化とフリクションが減った訳ですが、所詮はペダル。 おそらく全体の1%くらいのパワーロスが改善したんじゃないかと ^^; ちなみに軽量化で最も効果のあるホイールを400g軽くすると数値的には15%性能が向上するんだそうで
GIANT GR−01 フラットペダル

実測重量:355g(ペア、リフレクター装着時)
GIANT GR−01も
Wellgo LU−C16同様の作業を行います(´・ω・`)

リフレクター&ボルト取り外し

実測重量:292g

手前の長い1本はリフレクター装着用の長いボルト
後方の8本はリフレクター非装着時用の滑り止めボルト

実測重量:304g(リフレクター非装着時用ボルト装着時)

左)リフレクター装着時用ボルト
右)リフレクター非装着時用ボルト
リフレクター装着時はボルトが長く飛び出ているので足裏に違和感があり、ソールが極わずかに変形してパワーロスしているような(´・ω・`)?

ボルトを外した状態で使用していますが、装着していなくても特に滑ったりはしないのでこの状態で使用しています
分解開始
Wellgo LU−C16 フラットペダルとは違い、分解&メンテナンスするようにはできていないので、キャップは埋め込み式。 傷が付く事を承知でマイナスドライバー等でほじくり出すしかありません ^^;

分解完了

このパーツが接触して抵抗になっているので、ヤスリで若干削って遊びを作った以外は、先ほどと一緒の作業をして摩擦係数が低い
ミニ四駆Fグリスを塗布して作業終了
玉当たりの締めすぎで若干ゴロゴロしていたGIANT GR−01でしたが、作業&調整後はクルックル〜。 こちらの方が重いので、
Wellgo LU−C16 フラットペダルよりも長く回り続けます

ついでに普段乗りミニベロに装着しているDAHON完成車外しで購入したペダルも作業&調整。 最も重いのと、ベアリング径が大きい方が良いのか、カラ回しだけならこのペダルが1番長く回り続けます ^^;
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