前回「保守派・愛国派・右派の議員を立候補させよう」というようなことを書いた。
でなければ、日本の建て直しは出来ない、と思っている。
というのも、
「反日議員を落選させよう」としても、「では誰に入れるのか?」という問題が発生するからだ。
反日議員を落選させる為には、
「対立候補に投票する」しかない。
この場合、「「投票しない」は最悪の手段となる。
手段というのもおこがましい。
なぜならば、「組織表を持つ者が有利になる」からである。
現在組織表を大量動員できるのは、俺が考える限り創価学会しかない。いわずと知れた公明党の母体だ。
余談であるが、この状況を見ていると、「創価学会は共産党と同じ」に見える。
正確には、「共産主義国家と同じ体制」に見える。
共産党の位置に創価学会が来る。
学会員は共産党員のようなものだろう。
公明党は、言うならば「共産党の一党単独で運営される国会」のようなものか。
あまりよろしくない話だ。
そんな前置きがいつもどおりに長くなったが、ここいらで本題に入りたい。
「右翼・保守派・愛国派・民族派の皮をかぶった【左翼】」
についてだ。
何を持って保守派(とその他の、いわば「右派」を含む。以後これで統一)と呼ぶのか。
様々な意見があるだろう。
これについての俺の意見・考え・基準の一つに次のようなものがあると思う。
・財産の不可侵
もう少し具体的にいうと、
・税率の一律化
・税率の軽減
・財産税(相続税など)の撤廃
となる。
「金持ち優遇じゃねえかよ!」
と言われそうだが、これに対してはこのように答えたい。
「だからなんだ?」
「それがどうした?」
何よりも、
「何が悪い?」
と述べたい。
金持ち優遇、というが、今の税制は「金持ち差別」「金持ち虐め」でしかない。
その結果どうなったか?
金持ちは国外に脱出し、日本の資産はどんどん国外に流出している。
当然のことだ。
かつて左翼政権下にあったイギリスでも同じ状況に陥った。イギリス病といわれたやつだそうだ。現在はスウェーデンがそうなのかな?
効率の税金を課した結果、金持ちや高度な技術・知識を持った技術者・学者・科学者はどんどんと国外に逃げ出した。
同じようなことは、東西に分裂していたころのドイツ、現在の朝鮮半島にも言えるだろう。
この状況に対して、
「国外脱出する金持ちは悪人だ!」
とでも言うような戯言がまかりとおっている。
何をいってるのか、と思うしかない。
もし、金持ちの流出を止めりするならば、それは間違いなく「社会主義政権」「共産主義政権」である。
実際、金や人の移動を禁じたのは共産主義国家である。
それと同じ愚作を繰り返そうとしているのが、金持ちを糾弾する連中である。
「いや、税金を払ってもらいたいだけだ」
「税金をきちんと納めないのが悪い」
という意見も聞くが、それも間違いだ。
高率の税金を課されて喜ぶ者はいない。そんな高い税金を課されるくらいならば、もっと安くすむところにいくのは当たり前だ。
高い金をふんだくっておいて何を言うのか。
「日本の税率は海外に比べれば低い」
という意見もある。これも馬鹿な話だ。
「他所の国がべらぼうに高い税金をふんだくってるんじゃないのか?」
ということに考えが及ばないようだ。
そもそも、高い税金にあわせよう、というのはどういう魂胆なんだろうか?
そんな事を言うならば、所得の全部を国に差し出せ、と言いたい。
財産のすべてを国に差し出せばよろしい。
高い税率の方がいいというのだから、自ら税率100%を実行してもらいたい。
残念ながら今の日本を見ていると、金持ち虐めが横行しているとしかいえない。
金持ちはどんどんと国外に脱出しているという。少なくとも、資産は海外に持ち出しているようだ。また、税金がかからないように工夫しているという。
当然だ。
苦労して稼いだ金をなんでふんだくられねばならないのか?
税というのは納めなければならないもの、とは思う。
だが、税率については考える必要がある。
渡部昇一は「一律一割」というのを提唱している。
また、「相続税の撤廃」も提唱している。
俺も同感である。
稼ぎがいくらであろうとも、税率は変更しない、累進課税はやらないのが正しい。
また、稼いで蓄えた財産には手をつけない、それを子供に無条件に相続させていく。親が子に残し、子供が孫に残し、ということを繰り返していくことで、子孫は誰に頼ることも無く、生活の基盤を得ていくことが出来る。
生活の基盤は、繁栄の基だ。
それを崩したら、路頭に迷うしかない。
が、そういうことが理解できてない連中が多いように見受けられる。
それはネット内でも同じだ。
残念ながら金持ちに加えられてる虐待を撤廃しよう、という声は見たことがない。
探せばどこかにあるのかもしれないが、目に付くところではほとんど見受けられない。残念なことだ。
だが、どんな言い訳をしようとも、金持ちを虐めた国は必ず崩壊の道を歩んでいる。
その具体例が共産主義国家だ。
共産主義国家、それを作り出した左翼は、ほとんど例外なく金持ち(富裕層)を虐殺した。あるいはその者達から収奪・強奪した。
その結果どうなったか?
国はどうなったか?
フランス革命後のフランスでは、共和政体がつくられたが、数十年でナポレオンの帝国になってしまった。
その後も何度か国家の体制が変わってるようだ。
ロシア革命も似たようなもんだ。
ソ連として東西陣営の一方の盟主となったが、結局一世紀も持たずに崩壊した。それも内部からの自己崩壊である。
いまだに共産主義体制を続ける北朝鮮だって、「あんな国に住みたくない!」と誰もが思ってるだろう。ごく少数の左翼などを抜かして。
その他の共産主義国家とてどれだけ続いているのかを考えるとよい。
金持ちを殺して作った国は、結局数十年で崩壊している。
殺してはいないにしても、虐待した国家は没落の道を歩んでいる。イギリスを見ればよい。金持ちに高率の税金を課した結果、かつて七つの海を支配した帝国はどうなったのか?
サッチャーが出てくるまで衰退の一途をたどっていたではないか。
結局、
金持ちを攻撃しても衰退するだけである。
二十世紀はそれを実証した世紀でもあった。
それをいまだに日本人は理解してないらしい。
ハリー・ポッターの翻訳家が、日本に税金を納めないようにしたことで騒がれた。
その人はスイスに居を移して、日本に税を納めないようにしたという。
それに文句を言う者が多い。
だが、そんな文句を言うほうがおかしい。
高率の税金はもはや罰金であり、虐待でしかない。そちらへの非難はまったくない。
「俺達も税金払ってる」という者もいるだろうが、そういう連中が高額所得者と同じ税率の税を納めているとは思えない。中にはそれを認めて高率税を納めている者もいるだろうが、そんな自己犠牲の精神を押し付けるのはどうかしている。
正直なところ、俺も資産があったらとっとと日本から出て行くだろう。
そんな社会主義政権・共産主義政権に長居するつもりはない。
そして、そんな政策を支持する左翼である日本人を大いにさげすむ。
残念ながら、今の日本は左翼政権である。少なくとも税制は左翼政策にのっとっているとしか考えられない。
日本に資産家を残したかったら。
それだけの稼ぎを出すことが出来る能力あるものを残したかったらば、彼らに正当な報酬を払うことだ。
そして、そこに手をつけないことだ。
でなければ金持ちはどんどんと国外に流出するだろう。
愛国心をこんなときに持ち出さないでくれ。愛するに値しない存在に、なんで愛を与えねばならないのか?
愛されなたいならば、相応の態度をとるべきである。
長くなったが、俺は次のような主張をする者を求めている。
「税率を一定にします」
「税率を軽減します」
「その分国家予算化ら福祉関連を撤廃します」
「国家の仕事は、警察・軍隊・災害対策(消防)・裁判所・刑務所です」
だいたいこんなもんだろう。
だが、こんな事を言う者が当選するとは思えない。
日本人が求めているのは、福祉である。
そのために金持ちに税金という形でたかるのを悪いとは思ってない。
そんな救いようのないクズとしかいえない日本人が、どうして今後も発展・繁栄していくのか?
そして、金持ちにたかるような事をやめろ、という者が保守派にまったく見られない。
まず、日本人はこのあたりから考えを改める必要がある。
何度もいうが、金持ちを虐待して栄えた国はない。
金持ちを虐げた国は例外なく衰退・滅亡している。
昨今の格差問題・下流社会などという左翼の洗脳工作にはまってる場合ではない。
それに対してははっきりと言ってやれ。
「格差がないのは、共産主義社会だけです」
しかし、現実にはそういう左翼的な経済政策・発想をしてるとしか思えない保守派が多い。
これでは結局は左翼的な政策が多くなるだろう。
現在もそうだ。
本気で日本を立て直す気があるならば、こういうことを言う候補者が必要だ。
それを保守派育てていかねばならない。
また、ネットなどを通じてそういう事を世に訴えていかねばならない。

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