2007/12/20

レイアウトコンテスト2007総括(その5)  霊魂補完計画
前回からの流れを受けて、狭くはスーパーバイザー諸兄に、広くはI.MAGiCに、レイアウトコンテストに結集されるVRMユーザーのパワーの有効活用について、一案を示したいと思います。

と言っても、何か特別なことを求めているワケではありません。端的にまとめますと、要するに以下のようなことです。

(1)非VRMユーザーに対しては、レイアウトコンテスト受賞作・参加作品を題材にした「VRMの楽しみ方」を紹介するコンテンツを作成、公開する。
(2)レイアウトコンテスト参加者に対しては、各自の作品が公式Webの宣伝素材に利用されることによる、ささやかな達成感・優越感を提供する。

たった、これだけのことです。

と言うか。

なぜ、これが今までなされていないのか(いや、意外に本人たちは今でもやっているつもりなのかも知れませんが)理解に苦しむことですらあり、実はそれをすることが出来ない、我々ユーザー風情の想像を超えた特殊な事情が裏にあったりするのかも知れませんが、多分そんなことはないし、そもそも知ったこっちゃないので適当に放言します。

まず(1)について。これは対象読者は非VRMユーザーです。ですから、そんなに難しいことを書いたり、特殊なテクニックを解説したりする必要はありません。とにかく、コンテスト参加者の作品を例に、スクリーンショットや動画を交えつつ「こんな風にVRMは楽しめます」と紹介するだけ、ただ、それだけです。

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<大胆な縦長構成で部門賞に輝いた「東海道/沖ノ鳥島氏」より>

イメージとしては、TOMIXのWebサイトに“楽しい鉄道模型の世界”という、いかにも初心者向け然としたコンテンツがありますが、ああいう感じでいいんです。パッとみて、へー、そんな風に遊べるんだ、とわかる、その程度のものでいい。それ以上のもの、さらなる深みへと誘うコンテンツは、放っておけばネットVRMユーザーがどんどん書き散らしますし、それの価値がわかる人は、放っておいても勝手にそれをネットの海の中から見つけるもんです。

まぁ、雲上人たるスーパーバイザー様は、ボクらなんかは想像も及ばないほどお忙しい身かも知れません。その程度のものであっても作る時間がないのかも知れない。だったら無理に自分たちで作る必要はないです。それぞれのレイアウトコンテスト参加者や、ネットVRM界隈の中でもコンテンツ作成力に秀でた人に声をかけて、コンテンツを作ってもらえばいいんです。スーパーバイザーは、それをうまいこと編集して、公式Webサイトに掲載する、それだけでいいんです。

「え、だったら、ネットVRMユーザーが銘々のWeb/blogで公開してるのと同じじゃないの?」とか言わないように、全然違いますから。昨日、ささやかな冗談を交えて示したように、VRMの世界におけるI.MAGiC HOBBY WORLD(とmoubiuslink.jpドメイン)は、“テレビ”みたいなものです。普通の人は、何か興味のあることについて知りたい場合、まずテレビや雑誌の情報をアテにするのであって、道端でボヤいているマニアの言葉になんかに、それがどれだけ造詣の深い人であっても、耳を傾けないです。あなただって、そうでしょ?

そして(2)ですけども、自分が作ったレイアウトコンテスト参加作品がスーパーバイザーによって(あるいは自分自身が彼らに協力することによって)公式Webの一角を占めるコンテンツになる、ってのは、テレビに出る、とまではいかなくても、深夜ラジオで自分の投稿を読んでもらえるくらいのカタルシスがあるはずです。最新のVRMパッケージを賞品としてもらえるよりも、よっぽどユーザーのモチベーションを煽ることが出来るはずです。

「いや、そんなのは古い価値観だ、そんな時代はとうに終わった」と優越感ゲームしたい人は勝手にしてください。んなことは百も承知です。でも、それじゃぁ普通の人はついて来ないんですよ。そんなんじゃ、VRMはいつまでたっても鉄道趣味の世界の隅っこから出れないんですよ。いつまでたっても、レイアウトコンテストは内輪ウケ大会を卒業できないんですよ。大賞作品が“お山の大将”じゃ、洒落としても面白くないでしょ?

もちろん、わかりにくさ、小難しさ、には、一面の格好良さがあります。スーパーバイザー諸兄はともかく、I.MAGiCは故意にそれを狙っているような印象もあり、それはそれで1つの考え方かとは思います。わかる人だけわかってくれればいい、それはそれでありです。が、開発販売元の商売上の都合はともかく、少なくともボクの知るネットVRMユーザー諸兄は、他者からの理解を渇望している、ボクはそう思ってます。

だとすれば、その頂点たるスーパーバイザー諸兄にあっては、敢えて雲上から一歩降り立って、たとえ多少バカっぽく見られようとも、誰にでもわかりやすい何か、子どもでも高齢者でも「お、VRMって面白そうだな、やってみようかな」と親しみを持てるコンテンツを、ネットVRM界隈のパワーを利用して生み出して欲しい、ネットVRMユーザーに対して率先垂範して欲しい、とボクは願います。

一般のVRMユーザーとは異なり、スーパーバイザー諸兄には、為すことを大多数の人に無条件に受け入れてもらえる“テレビ的権威”が付与されています。あなた方は自らそれを望み、手に入れているのです。それを死蔵せずに活用してください。それこそが、貴兄らがネットVRMユーザーから送られる敬意に、報いる唯一の手段なのですから。
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2008/1/6  15:03

投稿者:まちだ@量販店店員&編集者
ghostさんの大魔王ぶりが面白いから覗きにきます。
あけおめことよろです。

古い日記にコメントすみません。

2007/12/21  15:08

投稿者:ghost
ズレているかも知れない、ということを自覚された上で書かれる分には何を書いていただいても構いません。>ちーずぴざ殿

ただ、「すいません」とか「ごめんなさい」の連呼は勘弁してください。あんまりペコペコされると、ボクがそれを強要してるみたいで大魔王っぽくてアレゲです、ゲシシシシ。

ちょっとだけマジレスしておくと「広告=VRMにまったく興味関心のない人に存在を知らしめる」ことと「垂範=VRMに興味を持っている人にその楽しみ方を例示する」ことは、少し次元が異なります。

前者は皆さんが想像する以上にお金のかかることであり、I.MAGiCに対して我々がどーこーしろという話ではないと思います。まぁ、まちださんのように自分の領域で勝手にやる分はアリだと思いますが、本質的には“いくら投資するか”が結果を左右する話なので、趣味的には面白くないです。

一方で後者、すなわち垂範については、これは趣味的な工夫次第で何とでもなるので、ボク的にはネットVRM界隈のパワーがそっちへ向かう方になればいいと思ってますし、本エントリでも書いたように、スーパーバイザー諸兄の身の振り方1つでもっともっと面白くできると思います。

追加の見本誌届きました、ありがとうございます。>まちだ@量販店店員&編集者殿

っつーか、何やってんすか、こんなところにお出ましになるなんてwww

2007/12/21  10:04

投稿者:ちーずぴざ
多重投稿すいません。
私のカキコミはghost様の提案を通じて、I.magic社に対しての提案であります。そのため、ghost様によるスーパーバイザー様への提案とはズレてしまった部分もあるかもしれません。

力と技が結集される日を願っております。

2007/12/21  9:16

投稿者:ちーずぴざ
まちだ@量販店店員&編集者様はじめまして。
PCのデモ用ソフトという考えは面白いですね。
家電量販店でそれは難しいかもしれませんが、
「大人の嗜好品」に力を入れている百貨店(心斎橋そごう)などにあっても面白いかもしれませんね。
ただやはり、ぷらーっと鉄道好きが覗く模型コーナーのほうが販促につながるかも・・・なんて思ってみたりしています。

でも、我々の提案はI.magicさんにしてみれば、「大きなお世話だ」
と言われちゃいそうですが・・・

私事ですが、今から出張ですのでしばらくネットを閲覧できません。(ネットも繋がらないなんて、どんなところに行かされるのだろう)
B5ノート片手に機上の人となります。
(もちろん、VRM4インストール済みです)
投稿後の不在をお許しください。

2007/12/21  2:27

投稿者:まちだ@量販店店員&編集者
(・・・・つづき))
PCソフトコーナー全体を見ている担当の方に、「デモ機を使ってVRMのデモをできないものでしょうか」と尋ねてみたのですが、やはりVRMの市場の狭さから、簡単には話を通してもらえませんでした(当たり前といえば当たり前ですがw)。

Microsoftも苦戦を強いられているVistaを盛り上げ、販売実績を上げるために、Vistaそのものを直接プッシュするのではなく、周辺機器(デジカメ、ビデオカメラ、Webカメラ)やWebコンテンツ(音楽配信サイト、メディアオンライン)などと絡めて、「こういうことをやりたいなら、ぜひVistaです。併せて周辺機器もいかがですか?」というキャンペーンを展開しています。

それと同じように、VRMもソフト単体で宣伝するのではなく、VRMに関連するさまざまなものと併せて販売展開していけば面白いのではないかと思います。

VRMは都合が良いことに、重たいソフトですw
グラボは性能が高ければ高いほどいいし、CPUもメモリもハードディスクも、そこそこのものを要求してきます。

高いスペックなパーツやPCのデモ用ソフトとして、最高だと思いませんか? 見栄えもいいしw
あと、ショップブランドの高スペックゲーム機にデモDVDを添付したりとか。いろんなことができそうですよね。

2007/12/21  2:24

投稿者:まちだ@量販店店員&編集者
どうも、こんばんは。
ヨドバシ本店のPCゲームコーナーでは、VRMパッケージのコーナーが1区画あります(多いときで30本程度置かれていました)。マイナーなソフトにしては、ずいぶんと健闘していると思います。

PCソフトを売りながらチラチラVRMのコーナーを見ていると、熱心にパッケージを眺めている客様がけっこう来ます。VRMも捨てたもんじゃないなと、しみじみ思いました。

しかし、家電屋というのはマニアより一般客が圧倒的に多いです。あのパッケージが並んでいる棚だけでは、VRMの魅力は一般客には伝わりにくいのではないかと、常々思っていました。

ちょうどghostさんの本も発売されたことだし、ここはいっちょやってみるかということで、レイアウト設計入門をパッケージの横に置けないか、PCゲーム担当の方にお願いしてみました。

返事は、「あ?いいっすよ〜」と、置いていただけることになりました。内部から切り込むっていいな、って思った瞬間ですw

また、PCソフトを販売しながらチラチラ見ていたのですが(仕事しろ!)、パッケージを眺めにくる人は必ず本を開きます。そして、またパッケージを見ます。パッケージソフトと関連書籍を並べることは、かなり効果があるのではないでしょうか。

今回の本は、多少レベルが高いものですが、レベルをぐんと下げて、車両・ストラクチャーカタログ&ゼロからのレイアウト+走行入門程度記事、そしてサンプルレイアウトのキャプチャ写真をふんだん載せれば、販売にかなり貢献するのではないかと思っています。

(つづく・・・・)

2007/12/20  16:21

投稿者:ちーずぴざ
たびたびすいません。
私は営業の仕事をしております。
会社からは「新規開拓新規開拓」と念仏のように唱えられておりますが、なかなか容易ではありません。

>(1)非VRMユーザーに対しては、レイアウトコンテスト受賞作・参加作品を題材にした「VRMの楽しみ方」を紹介するコンテンツを作成、公開する。

大賛成です。しかし、どのように訴えかけるか?という方法も重要でして・・・

細かく述べていると長くなりそうなので、まとめますと、

鉄道模型コーナーにて、小さいモニターでもよいので「VRMの動画やSSをエンドレスで再生してもらう。」です。
(ドラッグストアやスーパーなどではたまに、エンドレスの広告ビデオを見かけますよね)

関東では既にこのような広告宣伝はなされているかもしれませんが、こちら関西の家電量販店系のホビーコーナーでは見たことがありません。
(私が見つけてないだけかもしれませんが・・・)
昔に比べ、鉄道模型を取り扱う店は増えているように思います。(トイザらス、Josin等)
後者の店などは、それで上位機種のPC購入客があれば売上が上がると思うのですが・・・・

>(2)レイアウトコンテスト参加者に対しては、各自の作品が公式Webの宣伝素材に利用されることによる、ささやかな達成感・優越感を提供する

店頭のディスプレイに自分のSS等が流れれば、・・・
霊魂入賞者の方々の作品なんて、もっと世間の日の目を見てもいいと思うのですが・・・
{私の作る自己満足ヘボレイアウトはとても人様には見せられませんが(恥)}

私が出版の営業をしているからこそ思ったことがあります。
某鉄道雑誌に半ページ広告を打つのもいいですが、
白黒広告では魅力も伝わりませんし見てもらえませんよ・・・

大口をたたいてすいません。
でも、設置スペースも要らなくて、無限の可能性があるVRMをもっと世間に広げられたら・・・
なんて思ってます。

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