2007/12/22

レイアウトコンテスト2007総括(その6)  霊魂補完計画
話がアッチへ行ったりコッチへ行ったりしているので、既に「どこがレイアウトコンテストの総括なんだ?」と思っておられる方もおられることでしょう。いや、それ以前に「何の話をしてるかわかんねー」な人の方が多いかも、っつーか、みんなそうかも。

ボチボチと総まとめに入ります。まず、ここまで述べてきたことを、大雑把に振り返ってみましょう。

第一に、45-50s氏の手になる大賞作は、一見して他作品と大きな差異がないように見えて、レビューにも書いたように「作者が(一方的に)見せる」のではなく「見る者を魅せる」強い意図を秘めた作品であるという点において、従来のレイアウトコンテスト作品とは一線を画したものである、とボクは見ています。

同時にそれは、いささか大袈裟な表現ではありますが、ネットVRM界隈が単に内輪ウケに終始するオタク集団から、外部からの理解を渇望するクリエイター集団へと発展していく指向性を持ち始めていることを象徴している、と捉えています。

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<同じく理解への強い渇望を感じさせた「都市開発/かずぼっくり氏」より>

第二に、でありながら、VRMの魅力(ひいては、各レイアウト作者の力量)を目に見える形で示すことがより難しくなりつつある、という問題を感じています。これについては、ネットVRM界隈の共有の課題として取り組んでいければいいな、と思っています。

一方で、このような問題が顕在化する背景には、相互交流の活発化によりVRMユーザー個々人、また、VRMユーザー総体の技術力が急速に向上した反面、その相互交流が基本的に「同じVRMユーザー=わかってくれる人」だけを相手におこなわれてきたため、銘々のネットVRMユーザーに「非VRMユーザー=必ずしもわかってくれるとは限らない人」に訴える力が、技術力ほどには育たなかった、という構造があるとボクは考えています。

これは、ネットVRM界隈のコンテンツもそうですし、今回のレイアウトコンテストの参加作品も、詳細に見ていくと同じ問題を孕んでいると思います。ややキツい言い方をすれば、皆、自分のVRMレイアウト世界への理解を欲しているわりには、それに伴う説明責任を果たしていないし、そもそも、説明するに足る力がない、とでも言うべきでしょうか。

そこで、第三の論点として、外部からの視線をネットVRM界隈に徐々に招き入れ、その刺激でもってネットVRM界隈のプレゼンテーション力を高めていきたい、という思いがボクの中にはあります。そもそも、VRM世界征服計画とれたてVRMなどはその目的で立ち上げたものだったのですが、結果的には、いずれも内輪ウケを加速する傾向が色濃く出てしまっています。

外部からの目をネットVRM界隈へ招き入れるにはどうしたらよいか。その具体的な方策の1つとして、リアル鉄道模型愛好家の視線を誘導する試みは勝手に始めました。加えて、本丸のテレビ的な権威を利用すべく、スーパーバイザー諸兄への檄も飛ばしました。どちらも即効性のあるものではありませんが、図に当たればじわじわと効いてくるだろう、と思っています。まぁ、これは本当に“思ってるだけ”で、どちらも空振りする公算が高いですが。

以上が、ここまで“レビュー祭”と称して、その実は通奏低音として奏でていたボクの主張の骨子であります。

去年に比べて端折りの度合いがひどい(いや、去年もひどかったですが)ので、わからない人にはサッパリわからないだろう、と思うのですが、これ以上噛み砕いても、やはりわからない人はわからないだろう、としか思えないので・・・っつーか、もー書いている本人が飽きてきたので、次回で締めて、その後は、今年度の電波ゆんゆん大賞の選定に専念します。

いや、もー“誰か”は確定してるんですけども、“どれに”するかで迷ってます、ゲシシシシ←最近、気に入っているらしい。
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