2007/12/24

レイアウトコンテスト2007総括(おわり)  霊魂補完計画
少し前に、漆黒さんが用意してくださったアンケートシステムに“何を目的にVRMネタのweb/blogをやっていますか?”という設問を用意してみました。

http://cgi.www5d.biglobe.ne.jp/~g_office/vrm/anq.cgi?data=20071105223100

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投票総数12を以ってネットVRM界隈を語るのには、やや無理があるワケですけども、現時点の結果(下画面)に対するボクの印象は「みんな欲がないなぁ」です。

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<アンケート結果>

何がしかのムーブメントの立ち上げの時期に、リアルタイムに関わることが出来るというのは非常に貴重な体験なのであって、かつ、そのムーブメントが1〜2年で枯れ忘れ去られることなく、数年に渡る継続性を持ってきた場合、これは、たとえそのムーブメントが一見してどんなにくだらないことであっても、極めて稀なことなのであります。

VRMは前世紀末に産声をあげ(これからして、既に凄いことだと思いませんか?)一旦のピークを迎えたVRM3から、パラダイムシフトを伴うVRM4への移行もなんとか乗り切りました。この大きな流れに、人によって大小はあるでしょうけれども、何らかの形で参加し、影響を与えているというのは、みなさんが考えるよりも結構凄いことです。少なくとも、ボクはそう思います。

VRMが売れるか売れないか、VRMユーザーが増えるか増えないか、は、本質的には開発販売元であるI.MAGiCの領分なので、んなことはボクらは放かっときゃいいと思います。っつーか、給料だとか然るべき対価抜きに営業活動のような労働に従事するのは精神的に不健康です。

一方で、VRMという基盤を使ってボクらが積み上げてきた文化、と言うといささか大袈裟ではありますが、まぁソレをどう呼ぶかは別にして、VRMシステムとは別にボクらが作って来たもの・・・狭くはVRMレイアウト作品であり、広くはネットVRM界隈の歴史やコミュニケーション様態・・・を、どう維持発展させていくかは、I.MAGiCとは独立したボクらの領分です(極端な話、I.MAGiCがVRMの開発販売をやめても、ネットVRM界隈はすぐには消滅しないでしょう、そういうことです)。

冒頭に示したアンケート結果や、レイアウトコンテスト2007を通じてボクが強く感じたのは、そろそろボクらはそういうことを考えていい時期に来てるんじゃないか、あるいは、考えていくべき時期に来たんじゃないか、ってことです。

今、日本で鉄道模型といえば当たり前に「Nゲージ」と言われますけども、独アーノルト社が9mmスケールを標榜したのが1962年、KATO(関水金属)が本格的に日本型Nゲージを始めたのが65年であるのに対し、国内でNゲージという呼称が一般的になったのは70年代後半です。イカロス出版の「エヌ」以前には事実上唯一のNゲージ専門誌であった機芸出版社「Nゲージマガジン」の創刊は84年です(以上Wikipedia日本語版より)。

当時はインターネットなんかなかったワケですから、今よりも情報もモノも流通伝播の速度が低く、ゆえに、これだけの時間を要した、という言い方はできます。が、それを割り引いても、ある1つのムーブメントが市民権を得るというのが、非常に気の長い話であることがわかると思いますし、逆に、一瞬にして火がついたムーブメント(大抵、無理矢理なマーケティングを伴う)というのは大抵は長持ちしません。

そして最も重要なことは、Nゲージを国内において鉄道模型の代名詞の地位にまで押し上げたのは、もちろん各メーカーが自身の利益のために努力したからではありますが、それと同じくらいに、明に暗にそのムーブメントを支えたたくさんのユーザーがいたからこそだ、ってことです。

もちろん、ボクは予言者じゃありませんから「VRM(もしくはそれを後継する何か)が現在のNゲージ相当の地位に将来至る」ことを保障も何もしません。が、そうなるといいなー、誰かやってくれないかなー、とも思いません。それをやるのは他ならぬボクら自身だからです。でも、みなさんにそれが出来る、とも保障しません。少なくとも、現時点では、まだまだいろんな意味で力量不足は否めません。が、端緒は見えている。

んー、ちょっとここは表現が難しいんですけども、ボクがみなさんに伝えたいと常々思っていることは、歴史に名を残す仕事をするチャンスに巡り合うのは極めて稀で、かつ、そのチャンスに自分に出来ることを時期を逃さずにやるってのはもっと稀なことで、でも、その稀な2つを満たせば、やってやれないことはない、ってことです。そして、重要なのは、歴史に名を残すという結果、ではなく、歴史に名を残すべく今この瞬間に何かをするという伊達と酔狂だ、ってことです。う〜ん、我ながら言葉足らずだなぁ・・・@

まぁ、何が何だかワケがわからないかも知れませんが、志ある読者諸兄は翌年のレイアウトコンテストに向けて、本稿で述べたことを心の片隅に留めてください。んでもって、翌年のレイアウトコンテストが終わって、特に何も変わってなかったら、このエントリのことは忘れてください、ゲシシシシ。
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