2008/1/29

新奇なネタだけが能じゃない  電波ゆんゆん
以前に比べればかなりマシになって来たとは思ってるんですが、おしなべてネットVRMユーザー諸兄は、自分たちが積み上げてきた歴史を軽視していると言うか、その価値が今ひとつわかってないんじゃないか、と思うことがあるワケで。


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目に見える(ネットVRMユーザーとして名乗りを上げ、とれたて等にキャッチアップされる)か否かはともかく、今この瞬間もVRMユーザーは増えているんだろう、と思うワケです。思いたいワケです。で、たとえば今日PCにVRMをインストールした人がいたとして、この人からしてみれば、VRM自体の使い方はもちろんのこと、ネットVRM界隈がこれまで積み上げてきた歴史というモノは、まったくの未知であるか、あるいは、何だかよくわからないけどゴチャゴチャとたくさんあるなぁ、という状態なワケです。

沖ノ鳥島氏こういうページを作ってくれました。ネットVRM界隈で はてなブックマークが流行りだして久しいワケですが(コレとて、はてブの流行がとれたてVRMの立ち上げに先行していたことを知る人は、既に少ないのではないでしょうか?)このムーブメントのお陰で、以前と比べてネットVRM界隈の有用な過去資産を辿ることが随分と便利になりました。

一方で、沖ノ鳥島氏のやってくれたことはそれはそれで評価しつつ(正直、誰かがこういうのを作るのをボクは待ってました)これはあくまでも“分類された一覧”を指し示しただけの話です。もちろん“人気”でソートすると、おおまかに、どれが最も高く評価を受けた過去ネタかはわかりますが、それが正確に過去ネタの価値を示すほど母数(はてブを使うVRMユーザーの数)は多くないので、実のところは、たまたま普段よりも多くの人の目に留まったネタでしかない、というのが実情です。

で、ちょっと話を転じますが、先日、漆黒さんの近作レイアウトがあまりに雄大で良さげだったので、これを称揚すべくコレを書いたワケですけども、この動画を作るために使ったスクロールは、ほぼ1年前に公開したものだったワケです。にも関わらず、少なくない方々に新鮮な驚きをもって迎えられたのは記憶に新しいです。

そこで、表題に掲げた「新奇なネタだけが能じゃない」に話が戻るワケですけども、ネットVRMユーザー諸兄は、ついつい念頭に他のネットVRMユーザーを置いてネタを作るので、誰もやったことがない新しいことをせねば(それすら“車輪の再発明”である場合もありますが、それは捨て置きます)みたいな思い込みがあるんじゃないか、と思うワケです。それはそれで大切な話であって、ネットVRM界隈の大きな原動力には違いないんですけども。

でも、同時に過去に埋もれた名作(迷作?)を自作・他作に限らず発掘してきて、新たな光を当てるってのも大切なんじゃないか、とか思うワケです。前述したように、はてなブックマークの過去ログは、そのままだと単なる“分類された一覧”ですけども、ひとたびそういう“過去ネタの再評価コンテンツ”を作ろうという視点に立つと、これはまさしく“宝の山”なんです。

と言うのが、ココに「これらをどのように利用するか=ネットVRMユーザーである皆さんのWeb/blogから、どのような文脈の中でどのようにリンクするか、あるいはコピーを作成するか、は、皆さん次第です」と書いた真意でもあります。

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ココに書いたことを皆が皆で真に受けて、突然ネットVRM界隈から新奇なネタが消え失せて、誰もが過去ログの発掘ばかりに奔走する、というのも間抜けな話ですから、適当に読み流してもらっていいんですけども、たまに(たとえば各自が毎月1回は書くとか)そういうのが書かれて、特に秀逸なのがとれたてVRMに上がってくるようになると、過去ネタを積み上げてきた古参ユーザーにとっても、また、何から手をつけていいやらわからない新参ユーザーにとっても、ハッピーなのではないか、とか思ってみた次第。

もちろん、現行アクティブなネットVRMユーザーにとっても、過去ログの再利用で・・・いや、厳密に言えば、過去ログからのピックアップと見せ方のアレンジのセンスで競うってのは、無理に新奇なネタに挑戦し続けるよりは、負荷が小さくてハッピーなんじゃないかと。

まぁ、ボクはずっとそれをやり続けてきたつもりなんですけど、見せ方が下手で真似てもらえなかったようなので、改めて意図するところを書いてみました。今度は説明が下手(っつーか、無駄口が多い)で伝わらないような気もしますが、それはそれ。
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