2008/10/25

誰でもVRMレイアウトに簡単にデモ的な動作を加えることが出来る方法  電波ゆんゆん
昨日の続きです。最初に昨日書いたアイデアを改めてまとめておきます。

・VRM ONLINEがレイアウトファイルアップロード機能を持つのであれば、トレイン・トレイン側で動画を自動的に生成し、それとセットで公開すべきである。
・こうすることで、VRM ONLINEを持っていないユーザー、レイアウトファイルを楽しむに足る部品を持っていないユーザーでも、レイアウト作品の一端を知ることができ、購買意欲を煽ることができる。
・レイアウトファイルを作る側からすれば、自分の作品が他の人の目に触れる機会が増え、レイアウトをアップロードするモチベーションを高めることができる。

さて。

I.MAGiCが、レイアウトファイルの中身を解析し見せ場を特定して編成を制御しつつ動画化する、みたいなスーパーアルゴリズムでも開発しているのであれば話は別ですが、少なくとも昨日述べたアイデアでは、上記の“トレイン・トレイン側で動画を自動的に生成”は、“レイアウトファイルを作る側”が、ビュワー起動後になんらかの自動運転を仕込んでいることが前提となります。

これは、言い換えれば、極普通のVRMユーザーが極普通のVRMレイアウトをアップロードすると(ビュワーを起動しても何も走り出したりしないので)運転台カメラから見た静止画しか得られない、という話になります。この問題を解決するには、エントリタイトルに掲げたように“誰でもVRMレイアウトに簡単にデモ的な動作を加えることが出来る方法”が存在する必要があります。

で、作ってみました。

[Download] 30秒自動デモンストレーションβ版

あくまでもサンプルなので、readmeも何もついていない裸のスクロールだけが1つ含まれたアーカイブです。実際に組み込むとどうなるか、のデモ動画をVRM→N所収のレイアウト3つを例に作ってみたので、ご覧あれかし。


以下薀蓄。


本来、VRMレイアウトから見目麗しい動画を生成しようとすると、それぞれのレイアウトに応じた演出を考え、さらに、それを自動化するために、レイアウト毎に特化したVRMスクリプトを記述するのが定石となります。ボクがVRMoviesでずっとやっているのがまさにそれです。

スクロール=SCRIPTウィザードには、レイアウトの構造に応じて動作を変える、みたいなインテリジェントな機能はありませんから、そういう意味において、たとえばVRMoviesのような動画(のための自動運転演出)を提供するスクロールというのは、原理的に作ることが出来ません。

が。

大胆に割り切って考えて“そのレイアウトが、どんなレイアウトなのか、大雑把にわかればいいじゃん”としてしまえば、満足できるか否かはともかくとして、それっぽいスクロールを作ることはできます。今回公開しているものがそのサンプルで、30秒間の動画を撮る前提で設計されています。

動作はシンプルなもので、ビュワー起動から3秒後に、起動時アクティブな編成が30秒かけて指定速度(デフォルト80Km/h)へと加速を開始します。この間、最初は運転台視点だった編成カメラが8秒間隔でモードが切り替わっていきます。それだけです。あと、この動作をキャンセルできるように(仮にこれがダウンロードされることを目的としたレイアウトであれば、遊び手の操作を必要以上に制約するのはよろしくないでしょうから)キー操作が設定されています。

「VRMレイアウトはそれぞれ個性があって構造も違うんだから、1つのスクロールでは対処できないでしょう」とあなたは思うかも知れません。が、上掲動画に示したように、動画の出来にこだわらずに、とにかく“そのレイアウトが、どんなレイアウトなのか、大雑把にわかればいいじゃん”を目的にしてしまえば、こんなんで十分でしょう、というのが本稿の論旨です。

要するに、昨日述べたようなアップロードされたVRMレイアウトに自動的に動画を添えるシステムを用意した上で、ユーザーに対しては「(たとえば)ビュワー起動後30秒間がデモ動画になるので、適当な自動運転を仕込んでおくと、あなたの作品が目立ちます。スクリプトがわからない人は、とりあえず“自動デモンストレーション”スクロールを組み込んでアップロードしてください」とアナウンスすればよろしい。

*     *     *

まぁ、こういう考え方もあるよ、という例示でしかないので、必要以上に真に受けないように。

ボク自身は、これまで同様に今後もレイアウトファイルを公開する気があまりないので、ぶっちゃけ、どっちでもいいです。が、レイアウターがファイルアップロード機能を持つと「これこそが正しいVRMの使い方だ」と思い込む(かつ、それにあまり意味がないことに気づかない)ユーザーは存外多いと思われるので、結果的にネット上のVRMスクリーンショットや動画ネタの比率が下がったりすると、つまらんなぁ、とは思います。
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