2005/7/31

【番外編】妻が解読してくれた  VRMスクリプト禅問答
妻曰く「私には意味と意図がわかったわよ」と。
何の話かと言うと、この記事某社長氏のコメント

「彼(=某社長氏)が言いたいのは、ビギナーにとって関心の対象になるのは『ライトがついたり消えたりすること』なのであって、貴方が踏み込んでいるようなVRMシステム実装上のテクニカルな話題(妻も元は本職のプログラマー、念のため)じゃない、ってことじゃない?」

はぁ、なるほど。

「素人さんに対しては『ライトなんか変数にしておけば点けたり消したり出来るでしょ』で済むことでしょ、って言いたいのよ、彼は。」

そう言われればそんな気がしてきました。
流石は我が妻、と、しても意味のない誉め殺し、というか単なるノロケ、切腹。
そして、妻の言う通りであるとすれば、某社長氏にも妻にも私の「VRMスクリプト禅問答」の執筆意図が伝わっていない、ということもわかってきました。

仮に、VRMスクリプトの習得に3段階があるものと仮定してみましょう。
第1段階は、とりあえずリファレンスで紹介されている単一の命令を組み込んでみて、ヘッドライトが点いた/消えた、という段階です。第2段階は、それらを組み合わせて少し複雑なことができる、たとえば、あるキーを押したら編成全体にライトが点ってパンタグラフが上がる、という段階です。
そして第3段階は、VRM4レイアウトの世界に組み込みたい自分なりのルールを、VRMスクリプトで記述できる段階です。たとえば、この駅では普通列車は3番線に入線して、かつホーム前方に停車するのだ、というルールを、スクリプト化できる、といったように。
私が本連載の対象読者として念頭においているのは、第2段階から第3段階に進みたい、と願っている方々です。表に出て来られる方は少ないですが、意外にたくさんおられると思っています。もちろん、まだ第1段階にも入門していない方に「おぉ、オレもこんなことしてみたい」というモチベーションを与えたいとは思っていますが、その人の入門の手助けまでするつもりはありません。

何故か。
それは、第1段階への入門、第2段階へのステップアップについては、その経路をユーザーに提供すべき義務を負った人たちが既に存在するからです。その人たちが義務を果たすかどうかはその方々の勝手ですが、少なくとも私は他人の義務を進んで助けるほどお人好しではなかったりします。
もし、私の筆力にそれだけの力があれば、本連載はVRMスクリプト初心者をして、そういう義務を負った人たちに「オレたちの入門に必要な情報をもっとよこせ!!」という圧力をかけさせるでしょう。これも狙いの1つです。故意にファーストステップをスッ飛ばしているのは、ファーストステップが存在しないことに対する、有り体に言えば「嫌味」ですから。「VRM侍が何か始めたみたいだから、もーいーや」とか思っている方には猛省を促しておきます。

そういうワケですので、誰、とは申しませんが、そういう義務を負った方々には「ヨロシク」と申し上げておきます。スクリプトに限った話じゃないし。
ちなみに、私が言う義務を負った人、というのは、自分で自分にそういう義務があると主体的に自覚する人のことを言っているのであって、誰かから(私を含めて)強要されてそう感じる人を言っているのではありません。その点、誤解のないように、特に某社長さん。

注)本連載で示すVRM4スクリプトや物の考え方をあなたが採用した結果生じる全ての事象については、その責を負い兼ねます。私の書いたものを読むに際しては、常に「コイツは狂人で、でも一部は役に立つことも言っているかも知れない」という程度の心構えで臨んでください。
0

コメントを書く

この記事にはコメントを投稿できません




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ