2005/10/23

#18 マジ・ボケの究極ブレンド−ころすけ殿(前編)  VRMユーザー紳士録
今回は、その独特のプレゼンテーションスタイルで我々を幻惑する、この方をお招きしました。

VRM侍(以下侍): よろしくお願いします。
ころすけ氏(以下こ): どうも。

● 謎が謎を呼ぶ、その正体は?

侍: まずは簡単に自己紹介をお願いします。
こ: 大阪生まれの、四国育ちで現在は、岡山在住。30代前半でやや突起物あり。
侍: 突起物?
こ: 凸。
侍: 了解(笑)。
こ: 職業は、特殊な部類にはいるかもしれません。公共窓口などでも「そんな職種があるんだね」といわれたり、あらかじめ用意されている職種一覧に、近いものがないので最後には「その他でええか」となります。そんな仕事です。
侍: ・・・どんな仕事なんでしょうか?
こ: 現在中四国地方で、個人でこの職種を専門にしている同業者は一人もおりません。そんな状態ですので、営業もろくにしてませんが、仕事が勝手に入ってきます。いいようにも取れますが、代わりの人がいないので、深夜早朝・盆正月・休祭日関係なく、携帯に泣きの電話が襲ってきます。その度に、ころすけもいしょに泣いています。ころすけのテリトリーは、北九州・中四国全般・関西ぐらいは走ります。1年間で4万kmぐらい走るといえば、その走りっぷりがわかると思います。
侍: うーん、ますますわからなくなりました。いや、わかる人にはわかるのかも知れませんが。
こ: 肝心のVRM歴は半年程度ぐらいでしょうか。実を言いますと何年か前に、ある日突然鉄道のシミュレーターがやってみたいと思い、VRM2だったと思いますが、ネットでのダウンロード販売に食いついたことがあります。
侍: あ、VRM4からじゃなかったんですね。
こ: 他のパソコンゲームのノリで、オープニングがあってカッコイイバックミュージックがズンドコなりながら、「初めて乗る」とか「つづきから乗る」といったような親切分かりやすい選択画面などが「表示されるんだろーなー」と思っていたら、画面の隅のほうにまるでCADやドローソフトでも扱うかのような、難解なメニュー群が並んでいました。使い始めて10分後には「これはもうアウト!」と判断している自分がいました。
侍: 先日も少し触れましたが、そういう期待を抱いてVRMを手に取る人は意外に少なくないような気がしますね。
こ: その時点で「さてと、こいつの処分をどうするべか」という方向へまっしぐらに向かっていったのです。なので、しばらくは、鉄道シミュレーターどころか鉄道自体になんの興味もなく過ごしていました。それで半年前にVRM4と出会い現在に至る、といったところです。
侍: 奇跡の生還をお喜び申し上げます。

● 気の向くままにVRM日記=玉子焼き説

侍: ころすけさんと言えば、マジネタとボケネタの混ぜ合わせの妙が秀逸であると常々感服しているのですが。
こ: ボケに狙いはまったくないです。自分の遊んだ後の絵日記、落書き、という方が、近いと思います。
侍: そうなんですか?
こ: VRMは、大空を自由に飛んだりミサイルをぶっぱなすフライト系や、見た目にど派手なバイク・カーレース系とは違い、本当にそれ自体、つまり鉄道や列車にかなり興味を持っていないと、なかなか見た目だけでは食指が動かない分野であるような気がして。
侍: それはおっしゃる通りかも知れませんね。フライト系もカーレース系も、コアなものになれば似たようなものでしょうが、少なくともその分野に特化した人でなくてもとりつく島はありますよね。一方で、鉄道系でライトユーザー向け、というのはちょっとないかも知れない。
こ: 例えて言うならば、ころすけのブログは玉子焼きのようなもので。
侍: ・・・また突飛な。その心は?
こ: 初めて料理をする人に専門的な数々の調味料の説明をしても興味をなかなか持ってもらえないでしょう。「おいしい玉子焼きを自分で焼いて食べる」の方がとても分かりやすいし、食べておいしければそこから料理に興味を持つという第一歩を踏み出すことになると思っています。
侍: まずはとっつき易いスタイルで、ということでしょうか。
こ: 自分は鉄道のことは分からないけどやってみた、VRMやっているうちに使い方についていろいろと分からないことがでてきたのでテストしてみた。テストしながら遊びも思いついた、ちょっとやってみた、おもろかった、調べて分かったことは記録でもしてみるか・・・の連続が現日記の核となっていると思います。
侍: 想像以上に、と言うと失礼やも知れませんが、御深慮あってのVRM日記なんですね。ちなみに、私なんかは大阪生まれの大阪育ちですので、何をするにもお笑い要素を入れたいという衝動にかられます。一方で、自分以外の、特に関東圏の方の書かれるものに対して「もうちょっとボケようぜ」と勝手なことを思うことがあるのですが、ころすけさんはどう思われますか。
こ: こう見えても、ころすけはクールに表現しているサイト/ブログにも、お笑いがあるサイト/ブログにも、どちらも「ハァハァ」します。どちらかと言うとクールなそれに憧れを持ったりすることもあります。
侍: そうなんですか?
こ: しかしクールできれいにまとめすぎると、だれそれさんのサイトに遊びに行くというよりは、きれいにまとめられたデーターベースを参照しに行くとといった感じになりますよね。そういう使い方になると、少し哀しい気もしてきます。
侍: そこですよ、そこ。「あなたのコンテンツはとても役立ちます」とか言われちゃうと、萎えるんですよ、なぜか。むしろ「オマエ、アホやろ」なんて言ってもらえると萌える。
こ: もちろん本当の意味で役立つサイトとは、そういったクールな作りにせざるを得ないのかも知れませんが。
侍: ・・・いや、失敬。師匠のおっしゃる通りです。

● 撮り鉄に秘めたメッセージ

侍: 少し話題を転じます。最近では、いわゆる「撮り鉄」にも随分と力を入れておられるようですが。
こ: 前述したころすけの仕事の性質により、日々遠くへ出張する機会が非常に多いです。遠方を駈けずり回るのであれば、なにかに利用できないものかと考えていたのですが、そこでVRMを始めたのが運の尽きで。
侍: と、おっしゃいますと?
こ: VRMを使い始めたのはいいのですが、部品をどこに使うのかが分からない。参考書もあるのですが、写真が小さかったり、写真が白黒だったり、設備自体の写真がどアップすぎて、結局それがどのあたりに使用されているものなのかがよく分からなかったり。
侍: あぁ、それは私もしばしば悩みます。部品を置いてみたものの、コレでいいんかいな?みたいな感じで。
こ: いわゆる「木を見て森を見ず」状態に、いろいろと不満があったわけなのです。そこで出張の機会を活用しよう、どうせなら、他の人にも見てもらおう、と。特に地方の人だと移動手段が車のみの人も多く、鉄道との接点がかなり限定されていることもあると思います。そういう方に参考にしてもらえるような、なんの変哲もない瞬間を撮影したものをお見せできればと思います。当面の目標は低く掲げて、200枚ぐらいアップできればヨシとしよう、ぐらいのスタンスですが。
侍: 200枚ぐらい・・・って。それ、結構な目標ですよ。
こ: 写真に風景が多く入っているのは、1枚の写真でもレイアウトのイメージ作りでほんの少しの後押しができれば「いいなぁ」というのがひとつと。
侍: 後押しになってますよ、きっと。
こ: それから、ころすけはオフロードバイクでテントとシュラフを片手に、よく旅をしたんです。自然が大好きで澄んだ夜空で星を見るためだけに、真夜中の林道でバイクを走らせていました。サルや狸たちによくぶつかりかけました。
侍: サルや狸?
こ: とにかく、自然の風景に思い入れがあるんです。それで「自然の中の鉄道」「鉄道のある風景」になっているのかな、と思ってます。

後編へ続く】
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