2005/4/30

Tatsuoマジックに呆然(i゜Д゜)  誉め殺し
# ちょっと旬を過ぎてしまいましたが、
# 見逃すワケにはいかない傑作なので。

ネットVRM界にあって「最も個性的なレイアウト作家を挙げよ」と問われれば、文句無しに拙者はTatsuo氏を推挙する也。4/20に公開された近作「V4変化」は、まさに個性派レイアウト職人Tatsuo氏の面目躍如の傑作だ。
ネタバレ回避のためレイアウト内容に触れるのは遠慮しておく(未見の人は大急ぎで見るべし)として、本稿ではTatsuo氏の作品の魅力の源泉を探ってみたいと思う也。

冒頭で自問自答した「最も個性的な〜」については、読者の中には「あれ、しおじさんは?啓明さんは?」と考えた方もおいでと思う。もちろん、このお二人も個性的なレイアウト職人なのだが、それでも拙者が敢えてTatsuo氏を推す理由は、その発想のとてつもない自由さによる。
発想の自由さという点では、しおじ氏にも啓明氏にもフリーランス系の傑作があるのだが、それでもお二人の作品は現実の鉄道工学的な考証を踏まえたものである。これに対し、Tatsuo氏の作品はそれすら(いい意味で)無視している。言い換えると「VRMを使って鉄道を再現する」のではなく「VRMで出来ることはなんでもやる」とでも言うべきその貪欲さが、見る者をして新鮮な感動に引き込むのだ。

このへんの姿勢の差が生み出した傑作が「V4変化」だと思う。
V4のスクリプトについては拙者も含めて苦言を呈する人が散見されるが、結局のところ文句を言っている人は(これまた拙者も含めて)自身にとっての既知の知体系とスクリプト実装の相違をボヤいているに過ぎない。そして、ボヤいている者の間ですらその知体系が共有されているわけではない(つまるところ、みんなワガママを言っているに過ぎない)。
Tatsuo氏のこの応用例を目の当たりにすると、こういったV4スクリプトに対するすべての苦情が虚しく思えてくる。「ゴニョゴニョ言うとらんでやってみんかい、こんな面白いことできるんやで!!(Tatsuoさんがこんな口調で語ることはないだろうが・・・)」的な伊達と酔狂がビンビン伝わってくる。
これは何もスクリプトに限ったことではない。V3の作品群においても、氏の作品の大半から同様のパワーを感じたものだ。かく申す拙者も、氏の作品に触れることがなければカメラ列車等の手法を編み出すことはなかっただろう。
拙者、これを敬意を込めてTatsuoマジックと呼びたいので御座る。レイアウト作品自身もさることながら、その作品を見た者に「あぁ、VRMって、まだそんな可能性が秘められてるんだ」と気付かしめるその力は、最早「職人」という称号すら不似合いで「魔術師」と尊称することこそが相応しい也。

余談ながら、今回の氏の「VRMへの想いあれこれ」も、リアル鉄道やリアル鉄道模型の着想に拘泥して自由になり切れない人への示唆にあふれた内容なので流れてしまう前に熟読をお奨めする。拙者も自分の頭の固さが恥ずかしくなりましたから、切腹ッ!!
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