2006/2/17

ガッタンゴットン  誉め殺し
toukaidou211氏新作VRM動画「VRM in USA」が文句なしに面白いので御座候。

拙者の知る限り、アメリカの鉄道を明示的にVRMレイアウトの題材としたのは本作が最初である。無論、この点は見る者の好みによって評価が分かれるところかとは思うが、特筆すべきは、氏がアメリカの鉄道の雰囲気を再現すべくおこなった工夫についてである。
今回の動画は高/低画質の2つのバージョンがリリースされているが、可能であれば高画質版をじっくとご覧いただきたい。特に2カット目から4カット目に注目。VRMでは普通にはありえないことがおこっているのにお気づきだろうか。
この作品には音声が含まれていないが、このエントリの表題に掲げたように「ガッタンゴットン」という音が聴こえてきそうな錯覚を覚えるのは、拙者だけではあるまい。「そんな手があったか!」と気づいてしまえばそれまでの話かも知れないが、この手法がアメリカの鉄道の雰囲気を出すのに有効であることを見抜き、実際に目に見える形に仕上げたtoukaidou211氏のセンスを、拙者は手放しで誉め殺し申し上げる。
加えて、この動画は途中に驚くべき展開が待っているのだが・・・それは諸兄自らご覧いただいた方がよろしかろう。


以下余談となるが。
氏がまったく独立にこの作品の着想に至ったのかというと、あくまでの私の想像に過ぎないが、出発点にはTatsuo氏の手になる「荒野の72輌」があったのではないかと推察する。複数編成を同期運転することで24輌超えの編成を擬似的に作り出す手法が「VRM in USA」でも用いられている。
また、これは遂にやってくれる人が現れた、という点で私は非常に喜ばしく思っているのだが、カメラFOVを動的に更新することでズームアウトを表現する技法も取り入れられており、toukaidou211氏の進取の意気込みに圧倒される。

ただ、これは「苦言」と受け取って欲しくはないのだが、仮に私の想像が正しく、こういった先行事例をベースに作品が成立しているのであれば、それを作品公開に合わせて併記することをお奨めしたい。
これは、先行事例に敬意を払え、と言うよりは、むしろ、作品の背景にあるものを、その作品を見た人にちゃんと伝えてあげた方が、結果的に後に続く人たちの道しるべになるから、である。
私がこうして蛇足を書いている理由も、先行事例があったことを示すことに目的があるのではなく、toukaidou211氏の動画に圧倒されたVRMビギナーが「よし、オレも作ってみよう」とお考えになったときに、そこに「道」を用意しておきたいと願うからだ。

おそらく、toukaidou211氏自身は「僕が紹介しなくても、みんな知っているよね」という思いがあって、敢えてそういうことをしていないのだろうと思う。が、敢えて言うが、それは間違いだ。
toukaidou211氏自身が、VRM4EGの表現に倣えば既にVRMの「エキスパート」なのであり、VRMユーザーの中で突出した存在となっていることを知って欲しい。VRMエキスパートといえばtoukaidou211氏しか知らない、というビギナーユーザーだってあり得るのだ。
私がVRM侍で「誉め殺し」を続けて来た目的もまさにそこにあり、VRMビギナーユーザーの視線を、多くのエキスパートユーザーの手による素晴らしい先行事例に向かわせたい、そこから何かを学びとって欲しい、より豊かで幅広いVRMの面白さに触れて欲しい、ただその一心でやってきたつもりである。
そして、これはVRM侍の専売特許では決してないので、ここに書いたことに賛同してくださる諸兄にも、ネットVRM界をより実りあるものにすべく、理解と協力を伏してお願い申し上げる次第である。
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2006/2/16  19:56

投稿者:toukaidou211
正直申し上げて単純な補足ミスです。(申し訳ございません)

補足追加いたしましてございますぅ。

http://tetsudougazou.hp.infoseek.co.jp/

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