2006/3/22

いいこと言った!  誉め殺し
なっかん氏がいいこと言った!
たとえば、一つのリアル鉄道模型レイアウトを見て、VRMで再現しよう、と思ったとする。完成してみると、ほかの人の再現といろいろ違う点がある。3人いれば、一つのレイアウトから3つのレイアウトが生まれる、というわけ。

ここでは既設のリアル鉄道模型レイアウトからVRMレイアウトを起こすケースについてふれられているワケですが、まさにVRM世界征服計画でボクが言いたかったのもソレなワケで。

たとえばVRM4第3号つながりで人気の碓氷峠だと、こんなに作例があるんですが、やはり作者それぞれに、また同じ作者の作品であっても切り口や見せ方に広がりがあるワケです。
有り体に言えば、VRMは生産性の高さを優先して自由度を殺すコンセプトになっていますから、TRAINZ等のユーザーが部品レベルから作り起こすタイプのソフトと比較すれば、表現の幅なんてたかが知れている、という言い方だって出来るワケです。しかし、現実にやってみると施工者の個性が如実に現れます。
ボクは、こういったソフトの戦略性の優劣を論じるつもりは毛頭ありませんが、先だってTatsuo氏も・・・
私がVRMに求めるのは「レイアウトが作れる」ことだけです。

と端的に表現されておられましたが、レイアウト=配置の妙、それだけに特化して腕を競える、というところがVRMの面白さの本質なのではないか、と思います。

もう1つ、モチーフを共通して競作することの面白さがあって、たとえば碓氷峠について言うと、toukaidou211氏によるこのツッコミ。これをですね「実際の風景と違うVRMレイアウトはけしからん」であるとか、逆に「無粋なツッコミだ」なんて解釈するのは、極めて狭量だと言わざるを得ないワケです。
これは何を意味しているかと言うと、実風景は氏の指摘通りであるにも関わらず、現実の束縛を離れた創作の世界では、ふたつの橋が同じ視界に納まるこの構図が普遍的であることを意味しているんですね。これは、なっかん氏が書いている「いろいろ違う点」の逆、つまり、作者の個性とも現実の風景とも離れているけれども、多くの人に普遍的に共有されているもの、なワケです。

で。
こういうメタ的な視点からの考察を通じて、改めて個々のレイアウト作者にフィードバックされるものがあると思うんですな。従来の、ある作者の作品に誰かが感想を返してそれでオシマイ、みたいなピア・ツー・ピアな関係ではなくて、モチーフとなった実在風景なり何なりをハブとして相互に影響を与え合うスター接続的な関係。
そういう関係は、なっかん氏の言う「3人いれば(中略)3つのレイアウトが生まれる」の必須条件でこそないものの、それを加速し醸成する触媒として機能するんじゃないか、とか思っているワケです。そんな感じでよろしく。
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