2006/5/29

X73500  欧州行脚
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<X73500@ブザンソン駅>

フランスの地方線で主力となりつつある近未来的デザインのDMU。日本で言うならば、キハ120系あたりが占めているニッチに生息していると言うべきでしょうか。ブザンソンで見た限りでは、最大4両を連ねて運行されてましたが、基本は単行のようです。

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<X2800>

もちろん、全部が全部新型に置き換わっているというワケではなくて、上写真のような旧態然としたDMUも走っています。


こうして見比べると、フランスのDMUのポリシーが、欧州風のそれから日本風のそれに移行しているのかな、という気がします。
日本のDMU=気動車というと全車エンジン搭載(もちろん、付随車もありますが)の統括制御が原則ですが、ヨーロッパではEMU同様に動力付客車1両+付随車数両が一般的です。上掲のX2800も汎用の制御客車を牽引しています。

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<先のX2800編成を見送り撮影した>

X2800がリンク式のバッファ付連結器を装備している=何でも連結できるのに対し、X73500は自動連結器が装備されている=同族以外との連結を想定していない、のも、その差異を如実に示していますね。

以下、素人考えですが。
ヨーロッパ式は、コストが低い、旅客変動に合わせやすい、というメリットが考えられますが、その反面、牽引車両数によって編成の走行性能が大きく変化してしまう=ダイヤを乱す、というデメリットが考えられます。日本式は、そもそもは分割併合運転で線路容量を最大活用することに主目的があったはずですが、結果的に編成両数が変動しても走行性能が安定しているというメリットがあります。
フランスの地方線で分割併合運転のニーズがあるとは考えにくいので、やはり走行性能を安定化させ、その結果として本線を走行する列車、すなわちTGVのダイヤを乱さない、というのが、X73500のようなコスト高の車両が登場した背景にあるのではないか、と推理してみました。真相は知りませんけど。

以下、X73500の写真を何枚か。

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昨日紹介した城の絶壁の真下を線路が走っている>

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<風景と見事なまでのミスマッチ>

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<城の城郭から俯瞰で撮ってみた>
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