2006/9/4

発想転換;伊達と酔狂で保つ精神衛生について  Bahnsim PRO砲兵隊
Bahnsim PRO関連の現況分析を少々。

Willi氏のフォーラムbhvのBBSで、それぞれbhvを糾弾するような論調が出てきているようです。まぁ「論調」なんて言っても、たかだか数人がワーワー言っているだけの話ですけど。間接的には、ボクがCHO氏の部品カタログI.MAGiC VRM news vol.56の大本営発表を紹介したことがきっかけにはなっているようですが、あくまでもこれは「間接的」のようです。

と、言うのも、日本のユーザー諸兄はお気づきでないと思いますが、Bahnsim PROのネット上の広告、そしてパッケージの化粧箱には「1,000コのオブジェクト」みたいな言葉だけが踊っておりまして。もちろんVRM3第0号/Bahnsim PROにはそんな数の部品は入っていませんから、これは誇大広告、あるいは詐欺ではないのか、と。これが糾弾論調の直接的原因になっているようです。最も過激なものになると「責任を取るべくI.MAGiCから全部品を購入して無償でユーザーに提供しろ」みたいなものもありますが、まぁ、発言すること自体は自由だァ〜!!♪ブータレ is freedom♪とボクは思います。

正直なところ、ボクは欧州のこういう分野での商習慣に詳しくないですから、彼らの言う「発言の責任取れ!」みたいな主張が、類似のケース(他にももっとあると思う・・・)に普遍的なものなのか、あるいはBSPのケースにおいては日本から注油する酔狂人・・・って、ボクですが・・・がいるせいでこうなっているのか、判断がつきません。

ただ、個人的に感慨深く思うのは、あぁ、意外に洋の東西を問わず、こういう場合の言動というのはかくも非合理的なものか、という達観とも諦観ともいえるような、そんな感じです。以下は、Willi氏に対する個人的な書簡で述べたことなのですが、日本のVRMユーザー諸兄にも読んでいただこうかと。


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ボクが思うに(現時点の状況証拠から類推される結論として)bhvの立場は「宝くじを買ってハズれた人」だと思うワケです。もちろん、彼ら自身に責任がないとは思いません。欧州で公表されたレビューを読む限り、収録部品のチョイス(パッケージの規模)を誤った責任はbhvにもあるのだろうとは思います。が、彼ら自身の心境としては「VRM3という宝くじを買ってみて、当たるかなと思ってたけど駄目だった」以上でも以下でもないのではないか、と。そういう人に「オマエのハズレくじはけしからん!」であるとか「もう1回同じ宝くじを買え」と詰め寄るのはナンセンスです。

で。商品代金以上には自ら資金投資をするつもりがない我々ユーザーの立場としては、どうしてもbhvにBSPの続編を出させたいのであれば、彼らが「もう1度宝くじを買おうと思える」お膳立てをしてやるしかありません。つまり、VRMのマーケットにおける価値を立証してやる、ということです。

皆さんご存知の通り、ドイツ語圏では既にTRAINZとMicrosoft Train Simulatorが不動の地位を築いていますし、これに続く泡沫候補もわんさかとあります。その中で、VRM3の利点はなにか、と考えれば、これは日本に小勢ながらも有力なユーザーコミュニティーがあること、しかありません。これが、ボクがBSP/VRM news from Japanを書き始めた直接の理由です。まぁ、正直に言うと、満を持して入手したBSPがあまりにヒドかったので、一人の愛国者として「日本許すまじ!」的な論調が起こる前に手を打ちたかったというのもあります。愛国者は嘘ですけど。

I.MAGiCの中の人に言わせれば「そんなもん大きなお世話だ、VRMが技術的に最も優れているのだから」と主張するかも知れませんが、有り体に言えば、顧客であるユーザーにとってはそんなことはどうでもいい話ですから。Willi氏のフォーラムでの議論、また、我々日本のユーザーの間でもしばしば見られる「I.MAGiC、けしからん!」的な話題が証明しているように、本質的にユーザーというものは、目に見える事象だけに拘泥し左右される存在です、ボクも含めて。ですから、自分好みの流れを望むのであれば、自分好みの流れを生み出すに足る、目に見える事象をネットに流せばいい、それだけの話であるとボクは思っています。

まぁ、必ずしもうまくいくとは限りませんが、必ずうまくいくことが事前にわかっていれば、これはもうただの作業であって、お給料をもらわないとやってられません。結果が不確定であるからこそ面白いワケです。実際、ボク自身もBSPを取り巻く話の流れの変遷を楽しんでいます。思惑通りに動いていることもあれば、想像の範疇を超えたことも起こっています。だから面白い。まぁ、攻略本片手にゲームする人種には、本当に結果のわからないゲームの面白さはご理解いただだけないのかも知れませんが。

閑話休題。bhvにとって、我々日本のVRMユーザーは、善意の支援者ではあるかもしれませんが、直接の顧客には決してなり得ません。我々がなんぼ騒ぎ立ててもbhvは宝くじを買いません。また、I.MAGiCはVRM news vol.56において、変化球的ではありながらも、彼らが欧州市場進出の野心を捨てていないこと、そのための武器がストックされていることを宣言しました。新しい宝くじは用意されている、ということです。残る詰め材は宝くじの当選確率、すなわち欧州ユーザー&ユーザー候補(鉄道ファン)の動向です。

*     *     *

と、ここまでお話しした時点で、Willi氏は何か作戦を練り始めたようです。そのうち具体的に目に見える何かが出てくると思いますから、皆さんも気が向けば協力してあげてください。なお、ボク自身はBahnsim PROが今後どうなるかには、実のところ、あまり関心がありません。ボクの真の目的は他にあるのですが、それは内緒です。
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