ユーザー主導の“次の収録車両はかくあるべし掲示板”を作ってバトルするってのはどうよ?

2006/9/14 | 投稿者: ghost

面白い(あくまでも、ボクにとって、ですが)話になりそうな気がしてきたので昨日のネタを引っ張ります。

体裁上、103-750氏のコメントへの返答の形をとります。以下、引用は氏のコメントからのものです。が、ボクの意は氏を論破することではありません。氏が提起してくださったこの話題は、今後のネットVRM界隈のあり方を考える上で非常に興味深いものだと思うがゆえです。また、氏以外の読者諸兄の議論への参加も歓迎します。

*     *     *

ユーザーサイドの局地的な場では無く、この際、オフィシャルサイドで“車輛リクエスト掲示板”のような誰でも発言できる場を設けてはどうか
オフィシャルサイド=I.MAGiCがそれをやるということは、そのコストをI.MAGiCが負担することを意味します。ここでいうコストには、運営費用のみならず、ログが事故で消えてしまって「都合が悪いものをI.MAGiCが消した!」とユーザーが騒ぎ出すリスク等も含まれます。さて、I.MAGiCは投じたコストに対し、何を得ますか。何も得ないどころか、損ばかりします。

書き込まれた車両リクエストすべてが実現されることは現実的にはあり得ないのですから、そこは単なる不満の掃き溜めになります、しかも公開の。つまり、I.MAGiCは「我々はこんなにユーザーの要求を取りこぼしています」という看板を自ら運営することになります。そもそも、そこにたまるのは「ユーザーの要求」ではなく、一部の声の大きな人のわがままに過ぎません。掲示板は決して「誰でも発言できる場」ではないんです、自分のわがままを公開状態で垂れ流しても平気な人だけが書き込むんです。でも、これを傍から見る人のほとんどはそれに気付きませんから、結果的にI.MAGiCへの悪印象だけが醸成されるワケです。

どうしても公開の場でそういう話がしたいのであれば、ユーザー有志でそういう場を作ればいいんじゃないでしょうか。そこで喧々諤々の議論を戦わせて「次の収録車両はかくあるべし」との議決を採り、議決に参加した人は、直近の新パッケージ購入時にその議決にしたがってユーザー登録時の投票をするワケです。


I.MAGiCは、なぜ、パッケージ購入時のユーザー登録と車両リクエストを紐付けているのか。答えは簡単で、彼らは(1)パッケージの購買力がある人の、(2)好みの統計、が欲しいからです。「〜系があればもっと売れるはずだ」などという無根拠な個人的な妄想には、彼らは興味がないんです。なぜなら、それは何の役にも立たないからです。一方で、
“XX系やEFXX型があったら、買ってもいいのに”と思っているユーザー予備軍も少なからずいるのでは?
との103-750氏のご意見にも一理あります。しかし、ユーザー予備軍の声なき声をどうやって形にできるでしょう。本質的には不可能です。が「その筋」の人たちが知恵を出し合えば、ある程度は予測できるかも知れません。

その手段が前述した、有志による“次の収録車両はかくあるべし掲示板”です。一人の人が「〜系があればもっと売れるはずだ」と言うのは単なる妄想ですが、たとえば30人が議論して集約されたそれは、それなりに根拠のある意見とみなすことが出来るでしょう。そして、議決にかかわった人たちが、パッケージ購入というコストを支払った上で足並みを揃えて同じリクエストを出せば、I.MAGiCから見てもそれなりに(あくまでも、それなりに)説得力が出てくるかも知れません。

予め警告しておきますが「次の収録車両は何がいい?投票システム」みたいなのを出してくる阿呆がいたら笑い飛ばしますから。銘々が、自分の好みを正当化するための根拠をひねり出してぶつけ合うから意味があるんであって、多数決ごっこがしたいのであれば、素直にユーザー登録時に車両リクエストしてりゃ済む話なんですから。

誰か挑戦してみますか。ボク自身はぶっちゃけ収録車両は何でも良い派(ユーザー登録時は面倒なのでリクエストを書かないw)なので、直接議論には参加しません。が、誰かがそういう場を運営するなら、運営方法に関するアドバイスであるとか、議論参加者の勧誘・誘導だとか、議論が白熱し過ぎて喧嘩になったときの仲裁役くらいであれば協力します。

*     *     *

このエントリを書いた意図は「誰か“次の収録車両はかくあるべし掲示板”を作りなさい」ではありません。いや、面白いと思う人はやってもらっていいですけど。

ボクが言いたいのは、何か自分の欲することを達成したいのであれば、応分のコストを負担せねばならない、という話です。I.MAGiCは、ユーザー登録時のアンケート結果に依拠しつつも、本質的には「まったく売れなかったら開発費が回収できない」というリスクを背負って商売をやっているワケです。

これに対し、気が向いたら1本パッケージを買ってやる、という一個人が対等に議論をして彼らを論破できると考えることが、そもそも馬鹿げていますし、そういう思考はそう考える本人にとって不健康です。対等かそれ以上で話がしたいなら、I.MAGiCに出資するか、極端な話、買収すればいいんです。もちろん、ボクも含めて読者諸兄の大半はそんな資金をお持ちでないでしょうし、仮に資金があってもI.MAGiCなんぞに投資するほどおめでたくもないでしょう。

では、お金をかけずに、それでも何らかの影響をI.MAGiCに与えたいとしたらどうするか。その答えのひとつがこのエントリに書いた、冗談とも本気ともつかない戯言です。これをやるには手間と根気が要ります。が、その手間と根気こそが、資金に代わってあなたが負担するコストなワケです。

もちろん、コストに応じた利益が回収できるかどうかはわかりません。が、これだけは言えます。仮に“次の収録車両はかくあるべし掲示板”を運営するなり、それに参加するなりしたとして、あなたが欲しい車両がVRMモデル化されるかどうかはわかりません。が、そこに関わることで得られる経験は、あなただけの財産であり、それはコストを投じるに足る価値があることでしょう。

なぜなら、自分自身の利害が関係している選択問題について、他の人と議論し、説得し、最大多数が納得できる妥協点を見出す、というプロセスは、普遍的に要度が高いにも関わらず、多くの人が身に付け損なっているスキルだからです。

まぁ、個人的には、車両選定はユーザー登録時の投票が妥当だと思うので、もっと他のことにエネルギーを使った方がいいとは思いますけど。
0



コメントを書く

この記事にはコメントを投稿できません





AutoPage最新お知らせ